1988年リリース。ブレッカーのリーダー作第2作。相変わらず録音はニューヨークのパワー・ステーション・スタジオと明記があるのみ。パーソナルは前作にも増して豪華で、ハービー・ハンコック(p)、マイク・スターン(g)、チャーリー・ヘイデン(b)、ジャック・ディジョネット(ds)・・・・と書ききれない。AKAIのウインド・シンセ(EWI)が大活躍する本作はテナー・サックスのブレッカーというよりもっと新しい可能性に満ちたブレッカーを感じる事が出来る。特に『イッツバイン・リール』のフレーズは頭の中になりっぱなしになってしまうほど面白い。この曲でブレッカーのEWIサウンドは完成したと思える。アルバム・タイトルの『ドント・トライ・ジス・アット・ホーム(家に持ち帰って聴いてはいけないアルバム)』というのはプロデューサーのドン・グロルニングのふと発した言葉から取ったらしい。なかなか洒落てる。
ライブに足を運んだことのある方はご存知かと思いますが、マイクはライブ終了後の客席を「CD、CD!」と叫びながら闊歩し、客に面と向かってCD購入を迫るのです。私、購入を迷った2枚のアルバムについてご本人に相談したところ、自信満々に「両方買え!」と言われました。「今日は1枚にしておく」といったら「仕方ないヤツだ、じゃ、最新の方を買え!」でした。 で、サイン入りのこのCDが手元にあります。クォリティや出来は及第点以上だと思いますが、過剰なくらいのゲストプレイヤーが入れ替わりで、ご馳走っぽ過ぎて、やりたいことのフォーカスが曖昧で、ライブでのストレートでクールかつホットで自然な演奏をそのままCDにしてくれれば良いのになぁ、と思いました。
良い作品であることに変わりはありません。マイク・スターン作品全般的に言えることですが、非常にプロデュースされやすいアーティストであるといえます。というわけで、マイク・スターンらしさって何といわれるとわからないのです。そのような意味では本作でもチャレンジらしきものはありません。ただ、良質の音楽であることは確かです。安心してきける作品です。
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