木村佳乃出演のホラー映画です。 ホラー映画ということで表紙は怖いですが内容の怖さは微妙です 怖い映画が見たいならやめたほうがいいかも…
私は貴志祐介さんの作品が好きで、これまで数多く読んできました。 ホラー小説はもちろんですが、「青の炎」のラストにも衝撃を受けたものです。 読み終わった後は、しばらく立ち上がることができませんでした。
その貴志祐介さんがSFものを書いた、と聞いた時は、正直、あまり興味はありませんでした。 1000年後?超能力? 何か違うような・・・ しかもアニメやコミックにもなり、かなり萌え化されてもいます。 だから最初はあまり期待していませんでした。
しかし、一度読みだしたらもう止まりません。 本当にページをめくる手が止まらないのです。 この「新世界」のせいで、何も手につかなくなってしまいました。 読み終わるまでは、何もできないのです。
結局徹夜して、一気に最後まで読んでしまいました。 こんなに小説に夢中になったのは久しぶりです。
私と同じように、読もうかどうか迷っている人は多いと思います。 でも、ぜひ読んでください。 絶対に後悔しませんから。
この作者はものすごい才能を持っている。 あらためて思い知らされました。
一気に読み終わりました。 話自体は面白いです。 登場人物達の掘り下げが少ないので少し物足りない感じがします。 ゲームブックの小説化みたいな感じで書いたのでしょう それだと、人物の掘り下げは必要なないし、テンポよく読めるので ゲームブックを読んでいた世代ですので、なんか懐かしかったです。
読み始めて読み終わるまで展開が気になり、止めるとこができなかったので 流石だなと思います!
この映画の見所は何と言っても、大竹しのぶの演技力である。 一見普通の主婦に見える彼女だが、自分の思い通りにならない時は、 常識では考えられない行動をとるのである。 最初のシーンから衝撃的で、終わりまでどことなく重苦しく、暗い ムードが続く。大ヒットの原作なので、見る価値ありだが、原作を読んだ人 にはいささか物足りないかもしれない。
つまるところ、小説とは「嘘」なわけだが、貴志氏はこの「嘘」が絶妙に上手い。 フィクション作品はどんなに面白く読んでいても、ほんの一箇所でも「嘘」が心に引っ掛かってしまうと途端にシラけてしまうものだが、素人にも理解しやすい、絶妙な設定が説得力を増し、物語に集中させてくれる。 虫が虫であるが故の不気味さ、嫌悪感を巧みに押し出しつつも、このあまりにも切ないラスト。そして気付かされる、タイトルの本当の意味。 この不思議な読後感の良さは、まさに模範的エンタテイメントだと思う次第。
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