約3000円でちょっと高いかなと思いましたが、31曲の楽譜と演奏CD2枚でこの値段はお得です。アレンジは江部賢一さんで上質です。演奏もBGMとしてなかなかのものだと思います。特にオススメは悲愴とひまわり。
マイケルヘッジス特集は生前最後のインタビューやら
使用ギター一覧、作品解説など、ファン必読。
Ragamuffin がTAB譜で掲載。
ヘッジスの楽譜の楽曲は数が少ないだけに
これはうれしい。
マイケル・ヘッジスが演奏している。もう絶対にあり得ないのだ。彼の音は目で見るとさらにびっくりする。あんな方法で音が出ているとは思わなかった。演奏も最高に素晴らしい。 ウィルのギター、スコットのピアノ。 もう20年以上も前のコンサートだけれども、彼らの紡ぎ出した音楽は、今でも心に刻まれている。
Micheal Hedgesの最高傑作にしてアコースティック・ギター・インストの金字塔。Hedgesのテクニックがすばらしいのはもちろんのことであるが,何よりもそのテクニックの凄さを忘れさせるほどに詩情に溢れた音楽性がすばらしい。Hedgesが大切にしているのは,おそらく音と音の間である。信じられないような高度なテクニックによって紡ぎ出されるひとつひとつの音の間に,音として奏でられる以上の詩情が漂うのだ。この音楽を聴いていると瞑想をしているような気分になってくる。意識が明晰になり新鮮な空気がカラダの中を通り抜けていくような感じがする。単なる癒し系の音楽だと勘違いしないでほしい。Hedgesの音楽を聴く体験はまさに宝になるほでどある。それだけに若くして亡くなってしまったのが本当に惜しい。
けしてクラシックギターではありません。 しかし、JAZZやClassicの影響を受けているマイケル・ヘッジスだからこそできる奥深い音楽がこのCDにも出ているように思います。
押尾コータローも本作品から大きな影響を受けたと言っています。 押尾さんはどちらかというと歌謡曲を聴いて育った方なので、彼のメロディは歌謡曲っぽいものが多いのですが、いつかマイケル・ヘッジスのような作品も作っていただきたいですね。音楽性を高めるために、いろいろな音楽を聴くようにしているということも聞きますが、彼のギターの通過点にはこのマイケルの作品があると思います。押尾ファンの方にもぜひ聴いて頂きたい作品です。
この作品はギターインストの曲ですが、ギターというよりも、現代的な交響曲のような雰囲気をこのCDには感じます。ブラームスとか、プロコィエフのような雰囲気をイメージしていただければ、近いのではないかと。。。
聞いていて疲れない、飽きない、だから何度聞いても味わえる音楽だと思います。
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