たまがわ・・・たまリバー・・・たまりば・・・衝撃の事実でした。
最初から最後まで、中学生日記を見ているような感じでした。 28歳のおっさんもやっぱり根っこは中学生と変わんないね。
ハルオの彼女はあんなにデコちゃんだったのかという疑問は残りますが、エンディング部分短めなハッピーエンドです。
『チョコレート』は、14話仕立てです。
小さな世界での初恋の物語で、登場する本人たちにも、読む側にも納得のできる無理のない展開です。
時代が許さないために、昭和のある時期までは、一流の小説家でも、これほどのストーリーが表現できませんでした。
青春小説だって、淡さが足りなかったわけです。
ジュブナイルは、それを生みだし、取り囲む世界が、年齢的に上の世代から許されている範囲内で成立します。
すなわち、社会的表現です。
夢の中のような思い出の世界にトリップした時の、 現実との境がとろけそうになる感じが出ているM-6が 私の中では異常な中毒性を持っています 歌い出しの歌詞がまず素敵
M-1は 私が彼らを知るきっかけになった曲ですが 陳腐な言葉が羅列するラブソングが世の中に溢れる中で 異色を放つ 最高のラブソングだと思います
同じ作者の作品で、 田舎の少年が都会から転校して来た女の子に惚れる「チョコレート (ビームコミックス)」に対し、 幼馴染の同性を好きになる本作は、またひと味違う味わい。
中学生になったばかりの主人公ヨーコと親友のマキ。 運動神経がよく美人の姉を持つヨーコは、ずっと劣等感を持っていた。
嫌いな先輩は姉に憧れており、その先輩を好きになった親友。 親友を大事に思う主人公は、遠目に見ながらずっとヤキモチを焼く。 喧嘩したり、慰めたり、ストレスになったり、また応援しようとしながらも、 本心にもないことを言うなど、自らの親友に対する気持ちが次第に変わっていく。
13歳の少女たちの、繊細な時期が描かれる。 女子同士で茶化したり、じゃれあうような風もあるが、 そこはかとなく、丁寧にじっくりと描かれているのが良い。
また、描き下ろされたエピソードは終着地点のようで、 スタートラインに立ったような印象。(成仏って…)
明確に「百合モノ」と括らず、友情と愛情の物語。 タイトル「レモネード」の通り、酸っぱくもありほのかに甘い。
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