全巻を通しハヤトが主役で彼の過去からゲッターチームに加わるまでが
明らかにされています。
帯に「永井豪先生激賞ッ!!!! 暴走ハヤトがスゲェー!!」
とありますが、前半の暴走ぶりはすさまじいものがあります。
後半、自分を裏切りイデアになったかつての仲間との対決で締めくくられます。
このくだりはゲッターロボGの「魔王鬼」編のオマージュですね。
巨大イデアも名は「マヲウ鬼」。外見、攻撃方法も似ていますが、
精密な描写で描かれているので迫力満点です。
他にも「革命」「ハヤトの軍」「顔への攻撃」など原作隼人に共通するところも多々見受けられます。
惜しいのは、原作ゲッターでのエキサイティングな「操縦者狩り」が描かれてません。
ハヤトはボロボロの状態でゲッターチームに拾われてます。
このシリーズは今のところ1巻ごとに話が完結しているので、
ストーリーが盛り上がったところで続きはいつ出るかわからない次巻へ、、、
というイライラがなく良いですね。
次巻は「ムサシ編」だそうです。
今回も安定して面白かった。 新シリーズになったばかりなので、頑張って続けてもらいたい。 ただ、少しマンネリ気味かも。
脳内から石川賢を放り出して読むのが良いですよ。尻の穴の小さい人は全力で回避してください。
|