バンド雑誌、スコアを発行している会社だけあってジョンの内面的なものというより音楽面に重点を置いた内容になってます。
作品、機材、レコーディング、音作りなどについて詳しく書かれており
後半の機材紹介、フレーズ作り、音作りの記事はもろにギタリスト向けの内容になってますので
楽器に詳しくない方には難しいかもしれません。。
私はギターの知識はあまりないので後半の文章はパラパラとしか読んでませんが、写真が結構載っているので
こういうのを使ってるのか、とかエフェクターすげー程度には楽しめました。
バンド事情についても多少はのっていますが、
そういった事はアンソニーの自伝の方が詳しく書かれていると思います。
そのほかジョンを知るための記事が満載です。
ジョンを好んでコピーされるギタリストには間違いなくオススメできると思います!
フルシアンテさんには数年に一枚でなく一年に何枚でもいいから作品を作っていて欲しい。
いつまでもこの美しい音楽に浸っていたいです。
インストもヴォーカルの曲も素敵です。
ちなみにアナログだと二枚組でした。
素晴らしいメロディとムードは、部屋に一人で昔の出来事を思いながら最初から最後まで聴き入ってしまいます。アコースティックでおとなしくはありますが、直接響いてくる感情と力を感じてしまいました。十年後も聴いていたいアルバムです。 レッチリでジョンのコーラスやメロディが気に入った人にはこれを聴いてみてほしいです。レッチリよりも好きになってしまうかもしれませんが・・・。 音質はアルバムコンセプトにぴったりで文句の言いようがありません。VoとGtに心地よいリヴァーブがかかっていて、まるでジョンが自分の部屋で歌っているような心地になります。 全曲で30分ちょっとで短いような気もしましたが、CDを丸々一曲と感じられるのでかえってちょうどよかったです。内容が濃いためという理由もあります。 色んなロックのアルバムを聴いてきてロックに飽きかかっていてなんかいいのはないかと探している人、ただ癒されたい人、メロディとかアコースティックとか弾き語りの勉強したい人、性別年齢を問わず聴いてほしいです。
この人、レッチリという枠組み内ではイマイチその天才ぶりがわかりにくいのだが、この作品を聴けば彼の天才的な作曲能力がわかると思う。それほどの傑作。
はっきりいってギターはそれほど目立たずロック感に乏しくて、全体的に静かで浮遊感のある音作りが目立つ。なので、いきなりハマるような即効性はないのだけど、しばらくするとその音の一つ一つが自分に尋常じゃないほどの潤いと高揚感を与えてくれることに気付く…そんな感じである。わかりにくいかも知れんが。
計算ずくでこれを作り上げたならば、ジョンは天才である。確かにレッチリでもソングライターとしての片鱗は見せてはいるが、あのバンドでこんな音楽はできん。できることならもっと聴きたい。レッチリファンに非難を浴びるのを承知の上で言えば、ソロをメインにやってほしいぐらいである。まあ、そういうわけにもいくまい。
個人的には「Central」が秀逸。ストリングスを取り入れた揺れ幅の広い壮大なアレンジと、後半延々と繰り返すVoメロディにやられてしまいました。ジョンはVoとしても表現力豊かで、各曲違った味を出しているのだが…いやあ、やっぱすごいわ。この人。
他のレビューも書かれていたのだが、2009年のベストアルバムがもう出ちゃったという感じである。褒めすぎな気もするけど。でも、良いよ。これ。音楽聴いたって感じがして。
レッチリをやめてほとんど人間さえやめかけてたと思われるジョンがなんと奇跡のレッチリ復帰!ジョンも立ち直り以前の素晴らしいプレイを披露!このアルバム、まだジョンが復帰したてなのでスタジオでいろいろやることもなく4人の生み出すグルーヴを生々しくパッケージした感じ。個人的にバイ ザ ウェイより愛聴した。<br />
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