第二次大戦後、日本およびヨーロッパ各国はアメリカ流の経済政策を模倣する形で資本主義経済を推し進めてきた。
また、21世紀直前の10年間は、ソ連・東欧における社会主義体制の崩壊、EUにおけるユーロの誕生、東アジアにおける通貨・経済危機を伴う輸出主導型の成長、日本におけるバブル後遺症と長期不況による低迷という状況であった。一方、アメリカはこの時期、「ニュー・エコノミー」なる長期的繁栄を謳歌し、資本主義をリードする国家として自信を強めていた時期であった。
本書は、この時期にアメリカ以外の各国は、第二次大戦後と同じように、市場主導型資本主義(アメリカ・モデル)こそ完成された理想的な姿であるとし、各国資本主義はこのアメリカ・モデルへと同質化する方向に収斂すると考えられるのかどうかという問いかけの本である。
本書の結論ははっきりしている。アメリカ・モデルを「ワン・ベスト・ウェイ」とするのではなく、国際金融の部門はいたし方がないとしても各国の多様性に期待したいというものである。この結論を導く段階で、世界各国の賢人(?)が発表した論文をまとめたものが本書である。日本人は、榊原英資、佐々木かをり、藤本隆宏、青木昌彦の4氏だが、インタビュー形式で参加した佐々木氏は、やっぱりというか予想通りというか、論外の内容であった。
もともと日仏会館での国際シンポジウムが土台となっており、オリジナル論文も英語ないしはフランス語でかかれており、それを日本語訳したものだから決して読み易いというものではない。しかし、我慢して読んでゆくと、非常に重要な論点を含んでいる。
本書が出版されたのは2002年である。
遅ればせながら、私は2008年の世界金融不況下にある2009年に読んで、なぜこの本が出版されたときに、あれほどアメリカ追随一辺倒にはならないといっておきながら、どうして、なぜという思いがある。本書に書かれたことは経済界ではそれほど重要視されなかったのだろうか。金融部門はアメリカ・モデルに収斂しても仕方がないということでこうなってしまったのだろうか。世界中が反省しているんだ、いま。
「多様性」ということを論じる場合、本書は今後何度も引用されるであろう内容を含んでいることは間違いがない。
すでにYou Tubeでも公開されファンの間では高評価な作品だが、あらためてDVDで観てみると画面いっぱいに繰り広げられる超リアル志向の銃撃戦、美しい風景と予想外の展開を見せるストーリーに思わず見入ってしまう。123分という長尺だが、あっという間に見終わってしまい、何度も観たくなることは間違いない。冒頭の派手な銃撃戦で一気に映画の世界に引き込まれ、時にコミカルに、時にシリアスな感情に浸りながら、クライマックスへと昇り詰める展開は秀逸。無名の監督、無名の役者ばかりだが、巧みな演出と映像のスケール感が、ガンアクションの美学を引き立てる一級の娯楽作品。バックに流れる音楽がとてもいい。
私は他の本を知らないため比較できないのですが コンパクトサイズで短時間に投与量を確認出来るので 重宝しています。 特に不満は感じませんが、レビューではあまり評価高くないですね。
ちょうど高校生から大学生にかけての、夢も希望も、未来への妄想も、時間もあった時代の歌たちがてんこ盛りです。実はi-tunesで1曲ずつ買えるので、本当に懐かしくて聴きたかったらその都度ダウンロードすればよいのでしょうが、でもぬぐいきれない不足感を充足させてくれるアルバムです。やはり、イントロの音楽が涙ものです。
もう誰にはばかることなく、ラジオをつけっぱなしで眠ればよいのに、番組はやっていない。それに仕事があるから、遅くまで何かをしていられない。眠い。
遠ざかる若い日々に、忍び寄る老いがかぶさって、うるうるきます。
いまさら妻に聞けない、基本的な知識と道具の使い方がのっていて、
しかも、シンプルな料理をちゃんと作ることができるようにガイドしてある。
目玉焼きから、ごはん、味噌汁、漬物、カレー、肉じゃがまで、
ちゃんと覚えれば、違いは味にでてきます。
卵とねぎの焼きめし、を試しに作ってみたら、
これはなかなかうまかった〜。
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