いや〜めちゃめちゃいいです!
もともとS.E.N.S.の曲は「あすなろ白書」で聴いてからファンだったのですが、この作品はベストだけあって聞き応えたっぷり。S.E.N.S.に興味のない人でも、どのドラマやCMで使われていたかは解からなくても聞き覚えのある曲ばかりじゃないかな?
私が特に気に入っているのが「Remembering Me」(イントロが印象的です)、「Refrain」、「風のように」「Wish」です。でも他の曲もどれもホントに素晴らしくて、部屋で一人で聴いているだけで切なくて胸がいっぱいになる名曲ばかりです。
仕事で疲れたとき、孤独を感じた時、何度も癒されました。大切な人へのプレゼントとしても使いたいアルバムですね。
まず、CDジャケットがお洒落です。交換用の写真が5枚入っています。 どれも静寂の中にあたたかい陽射しが。。。作品全体が満足感を与えてくれます。 特に好きな曲は、5曲めの‘Pease of Mind’(NHKスペシャル‘故宮’より)と 8曲めの‘出逢った頃の君でいて’(同名ドラマのメインテーマ) 静かに静かに音楽が流れていくので、心落ち着くひとときが過ごせます(^-^) S.E.N.S.を初めて聴かれる方にも、おすすめの一枚です。
清廉なハーモニーと主体となる旋律で世界観を一掃し、花鳥風月の美しさに私の心が惹寄せられた想いをしました。 最新の音源やエフェクト、プログラミングなどトーンやグルーヴに頼りがちな現在の楽曲でも、このメロディーとハーモニーの美しさには圧巻されてしまいます。 S.E.N.S.の音はテクニカルなアンビエント系というより、自然と一体になれるような丁重な音創りと音一本に対しての想い入れを強く感じさせ、その主張性の高さは高次元の別世界に連れて行かれたかのような錯覚すら陥りました。 この上質な仕上がりは、リゾートやカフェテラスでもよく似合いますが、捨て曲がありませんのでBGM程度ではないと思います。 BGMとして静かに聞き流すのではなくより大きな音で、ハードコアやヒップホップよりも、もっともっと大きくて綺麗な音に包まれたいような作品でした。
ご案内させていただきます。資料によるとすでにアルバム20枚以上をリリースしているとのこと。かなりの多産な音楽家。テレビを見ない私にはあまり必要もない音楽かもしれない。 で聴いてみてどうかと言われれば。かなりまずいんじゃないのかな。んじゃ~~どこが具体的にだめなのよ。 それはね、個性がないってこと=またはオリジナリティーがないってこと。聴いててもぜんぜんシグニチャーサウンドを感じないもの。いわゆる『にせものニューエイジミュージック』だな。 それじゃあああなぜゆえにそうなるのか?日本は売れっ子になるとアルバム製作依頼が鬼のようにくる。この人たちもおそらく仕事が早くそこそこのレベルのサントラをリリースできるのだろう。 だからといってこういう手抜き仕事は許されない。音楽家が消費されつくすということはこういうことを言うのだろう。いくら金になっても己の音楽性を下げるようなことはしないのが賢明だろう。だがしかしここ日本ではテレビの回転はおそろしく早い。がんがん仕事をこなさないとまずい。 だからこういう印象に残らない個性のないBGMになるのだろう。、またこういう音楽に対してチェック機能が働いておらず。レベルの上下を判断できる人間が存在しないのも致命的だろう。映像が存在しなくても自立できる独自のサウンド世界を=仕事をけってでも構築、確立すべきであろう。(5点)
おすすめの曲はやっぱり「Future」。数々の「二千年の恋」の名場面がよみがえってきて、切なさMAXです。特に夜聴くと私の場合、必ず泣いてしまいます。電車の中で聴くのはNGかもしれません。涙腺緩みますので(苦笑)。でも、これを大きな音で聴きつつ街中を歩くと、自分がまるで「二千年の恋」のドラマの中に入っているかのような錯覚をおこせます(爆)。
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