起承転結ならぬ「起承」および「承転」!!!!
と感じました。
この巻のイメージを全体にとるなら、そんな感じです。
「はじまる!!!・・とちゅう・・・?」
「おわる!?・・あれ・・?、・またはじまる??w」
「いよいよ!!!!!・・・あれ・・まだそこ?wてかなぜそこ・・?w」
しかしなんでしょう・・この開放感。
ずっーーーーと気になってた対戦カード。。 それを見れてさらにクライマックスが展開されてる事実に、単純に感動を覚えます。
腐っても鯛。
最近の刃牙をこきおろしてた「元ファンでありアンチ」も 長年の刃牙の夢がどうなるかは 横目でも遠目でもとりあえずは見たいでしょうw
ファンとして最後まで見届けます!
表紙イラストがインパクトありすぎるが、中身はまっとうな哲学入門。
よくあるカタログ式の哲学者紹介本ではなく「真理」「国家」「神」「存在」の各テーマごとに古代ギリシャから現代までの綺羅星の如き哲学者たちの「討議」としてとらえなおしている。
哲学というとカビ臭く普段の生活ではなんの役にも立ちそうにないが、現代日本の政治経済の混迷、ニートの登場や格差拡大が既に過去の哲学者たちによって予言されていたことを知った。
たとえばマルクスの「人はなぜ働かなくてはならないのか」という問いにあなたは明確に答えられるだろうか。またニーチェが説く「神なき世界」に現れる無気力な「末人」とはまさに我々自身のことではないか。
この状況を変えるためには自ら新たな「哲学」を生み出すしかないと強く感じた。「哲学」とは過去の遺物ではなく未来を切り開く鍵となるのだ。
学校では教えてくれない哲学者本人の逸話も豊富で面白い。社会契約論のルソーは露出狂のダメオヤジだったとは・・・。逆にスコラ哲学のトマス・アクィナスは18歳の時に聖職者(童貞が条件)になることを親に猛反対され監禁された揚句、裸の少女まで送り込まれたのに耐え抜いたという。私だったら絶対無理!アウグスティヌス同様「下劣な情欲に燃え上がって」しまうのは必定。
バキファンにはもちろんバキを知らない方にもお勧めです。
この漫画での土下座は自分の意志を貫き通すための武器と思っていた。 読んでみれば、謝りたいと、お願いしたいと感じた心がそのまま姿になったモノが土下座なのだと作中では表現されていた。 理不尽に土下座で立ち向かうという、形を変えたバキを謝男に期待していた。実際は哲学や仏教のように人間を深く掘り下げて描いていた。この二巻は「板垣」哲学が形になったものだと思う。 十話の拝の「『愛しているから欲しい』は愛じゃない」の台詞には胸を打たれた。
グラップラー刃牙」「バキ」「範馬刃牙」の作者
漫画家・板垣恵介氏と達人と呼ばれる方の対談本。
彼が出会った達人たち…
垂木を素手で切る(折るのではなく)男
空手道拳道会総帥・中村日出夫
力ではない力「ゼロの力」の発見
心道流心道会師範・宇城憲治
中国武術のエッセンスを抽出
内家拳社・蘇東成
現代の忍者、あらゆるものが武器に。
武神館宗家・初見良昭
板垣氏の作品に多大な影響を与えた人たちが、
各々の「武」を語る。
達人たちも書籍を出していますが、
対談という形式で、解説書、指導書には語られないものがあり、興味深い。
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