[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
世の中には『もっと有名になるべきだったアーティスト』という存在がある。素晴らしいテクニック、卓越したセンス、素晴らしい楽曲の数々を持っているにも関わらず、大して有名になることなく消滅していってしまったアーティスト達だ。
そんなアーティストはたくさん知っているが、その最たるものは?と尋ねられれば僕はこのバンドを筆頭に挙げる。
初めてこのアルバムに収録されている『Glory』を聴いたときの衝撃はあまりにも凄かった。それだけに、このバンドが既に解散してしまっていることにどれほどのショックを受けたことか。間違いなく、数年に一度生まれるかどうかという名曲だ。
他の曲も適度なハードさとメロディックでキャッチーなフックを兼ね備え、くどくなることなしに清涼感を感じ取ることができるものばかり。一度聴けば、他の知らない人にもどうしても聴いてもらいたくなってしまう。そういう素晴らしいアルバムなのだ。
10年以上の年月を経ての期間限定再結成を果たした彼らの記録としては決定版と言っていいだろう。ご当地デンマークでのコンサート全編を収めたCDと同内容のDVDは、文句無し。やや観客の歓声がオフなので熱狂感が伝わってこない気もするが、演奏、ミキシングともに最高だし、もともとキメの多い楽曲だがライヴでは70年代的なアドリヴも披露してくれる、あの空気感もまるまる昔のままだ。しかし、私が最も価値を置くのは、1時間を超えるドキュメンタリーだ。90年代の懐かしい映像、プライベート映像もいっぱい、そして現在のメンバーインタビューもいっぱい。そしてそこで語られ明らかにされるのが、彼らが如何に成功し、人間関係を悪化させ、崩壊し、和解したか。それも赤裸々としか言いようがない、淡々とした口調で語られるからこそ、ロック・ミュージシャン、それも20歳代の若者が一夜にして成功を手にしてしまった時に起こる様々な現実を突き付けてくる。メンバーの不和の原因がビートルズだったなんてショックだったし、伝説のデビューアルバムは、ドラムとベースを録音した後、ティムが延々とサウンドやボーカルを工夫して完成させた、実質的なティムのアルバムだったこと、メンバーの不和が無くても2作目『ローテイター』アルバムのセールスは不振で、コンサート動員も厳しいものだったことなども明らかになっている。ある日、メンバーやスタッフと夕食をとっている最中にティムの精神が崩壊して泣き崩れてしまった場面など、まさにビーチ・ボーイズにおいてその悩みを分って貰えず精神に異常をきたしたブアイアン・ウィルソンの悲劇を思い出させて悲痛だ。彼らの再結成は、だから期間限定なのだろう。「僕達は重なるところはほとんどない。でも、その少し重なっているところが、とても深いんだ」ティムの言葉が、彼らの現実を物語っているようにおもう。
2006 Ps2 サムライスピリッツ天下一剣客伝(羅将神ミヅキ) p2 of 3(S-Video)
The Ballad of Mott The Hoople - original promo
兄弟の墓場 / The Graves of Brothers
FLASH BACK 60s 70s ナポレオン党
『不良少年 3,000人の総番』斎藤工@シネマスコーレ
jacques brel - il nous faut regarder
2 Guns Official Trailer #1 (2013) - Denzel Washington, Mark Wahlberg Movie HD
The Black Parade Is Dead! HD (Full) - My Chemical Romance