『夕べもここにいた!』が東京の居酒屋を紹介したものならば、こちらは食堂を中心に喫茶店、酒場なども対象にした本。
紹介されているのは25店舗。こうしたのを読んだら一軒ぐらいは実際に行ってみようと思うのですが、今回は人形町の「来福亭」かな。あとは森下の「はやふね食堂」なんかも。
《こういう場所で食事をすると、なぜかスポーツ新聞を読みたくなる》とか《こうしたカウンターには、何故かカレーやハヤシなどがよく似合う》なんていう写真のキャプションもいい感じ。
あと、お店の人がいい顔しているのが印象的。そういえば、多くのグルメ本って、人の要素を捨象しすぎですよね。つくっている人、働いている人がいなけりゃ成り立たないのに。
前作が良かったので購入。今回は、東京近郊のお店も紹介しています。場の雰囲気が伝わる写真が和めます。みんな表情が良い!私も自分の居場所を探したいです・・・
まず、内容は別に良かったと思います。 自分は漫画とは別物と考えて観てたので… ただ一つ言いたいのは、8話で定価2万近いっていうのはちょっと異常やろ? せめて1万とかにしたら、購入者も増えるんじゃないですか? 正直な話、2万の価値は無い… 購入を考えている方は一度冷静になりましょう。
なぎらさんが生活していた東京東側の下町界隈でいきつけた なじみの飲み屋を紹介している本です。 私自身、下町も飲み屋も大好きで、この本を読むとやはり 一杯やりたくなってしまいます。 呑んでいる店の雰囲気が良く伝わってくるので、 同じ酒を何度呑もうが、同じ店に何度行ってもいいように、 本書も何度読んでも楽しめます。 紹介されている店はいわゆる居酒屋だけではなく、 なぎらさんの好きな店、という感じですが、お酒が好きな 方なので大半は飲み屋です。 大阪に比べて東京は高い店が多い気がしますが、 こういう良い店もあるんですね。 惜しむらくはそういう店は後継者が居なくて、なくなるのが 多いことです。
なぎら健壱ワールドというより、日本の音楽の水脈の中で、大きな位置を占めていながら、忘れ去られようとしているヴァイオリン演歌に始まるものをカバーして明朗かつ自在な歌いっぷり。お見事だ。 できればなぎらが師事した桜井敏雄や、演歌師神永瞭月などの音源がもっと再認識されるきっかけになってくれたらとも思う。
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