RURIKOさんの生い立ちから私達世代の憧れの存在だった時期に亘って、その時々の出演されたスクリーンやドラマも数々思い出され、興味深く読みました。
石原裕次郎の歌は何時聞いても哀愁が有り良いですね。
思わず三茶に出かけて探してみたくなる下宿屋に住む登場人物たちのセリフのすばらしさ! 天下の大女優浅丘ルリ子によくぞ言わせた!というような爆弾的セリフ!に笑い、 娘の生まれた病院の建物を娘と一緒に眺めながら言う白石加代子の母親のセリフ!にジンときて。 小泉今日子が変わらない毎日の幸せをしみじみ教えてくれます。 おまけに下宿のご飯のおいしそうなこと、食卓の上を目を皿にしてチェックしました。 まさに「神は細部にやどりたもう」そのものです。 さすが人生の細部にこだわった脚本家の故向田邦子の名前を冠した脚本賞を受賞したドラマだけあります。 DVDになってすぐ購入してから一年間ぐらいは休日のたびに観てはセリフの一つ一つを味わっていました。 今も飽きないドラマです。
視聴率は良くなかったようですが、「視聴率が全て」ではない事は、言うまでもありません。視聴率が高くても、すぐ忘れられてしまうドラマもあるけれど、セクロボは違います。人数は少なくても熱狂的なファン(私もその1人)がいるので、DVDが大ヒットするのでは?
・若い主演2人組の元気な活躍を見ているだけで清々しい気分になれて、幕の内弁当のように色々楽しいドラマです。特に大後寿々花さんの演技が素晴らしいです。あれでまだ中学生だなんて!本当に、女性には勝てません。主演以外の俳優さんたちも良い味出してるし、ドラマとしても新しい挑戦の意気込みが感じられ、良い作品だと思います。登場人物も若者に偏っておらず、ひいおじいちゃんにスポットライトが当たったりして、好感が持てます。
・ドラマ好きで未見の方にはお勧めです。ぜひご覧下さい。
追記:幻の第7話を見ました。予想以上に面白かったです。よくあんな奇想天外なドラマ・演出を思いつくものです。職人芸ですね!
作家で東京都知事の弟で俳優の石原裕次郎さん。私が若い頃は彼も若かった。足が長くてカッコ良かった。彼は一種独特の雰囲気があって魅力があった。しかも歌もうまい。歌の雰囲気は裕次郎さん独特の雰囲気です。
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