70代の男性で満州出生(引き揚げ体験あり)の利用者さんと話しているうちに、もともと興味があるところにこの本の存在を知り、この本を購入しました。 当時の雰囲気がわかりやすく、とてもコミュニケーションに役立ちました。
主人公の矢吹丈は「男の中の男」です。男の鏡ですね。次々通しせよる課題に「鋼鉄の意志」で臨んでいく。決して諦めない。巷では「あしたのジョー」のほうが話題に上るようですが,私は絶対この「あしたのジョー2」の出来のほうが良いと思います。カッコいいシーンやカッコ良いセリフは随所に見て取れますが,最後の「リングにはよ,世界一の男が俺を待ってる。だから,行かなきゃ,ありがと。」と言って去っていくシーンなんて最高ってすよ。
劇場に足を運んで見ました、期待は裏切らない出来です、ジョーも力石も段平もリアルに実写化されフィルムに刻まれております。 一部の方は香里奈演じる白木葉子に不満とのことですが、わたしはそれには反論します。 見事に昭和のお嬢様を演じきっていますし、彼女が ジョーに力石との対戦を止めるように懇願するシーンは泣けてきます。今回の映画で一番の出来は40年前のドヤ街の再現でしょう、えっ、ここまで酷かったの、汚かったのって思いました、原作やアニメをさらにデフォルメしているのではないかと。(今お住まいの方々からクレーム来なければいいけど)時代設定を現代になんて構想はなかったでしょうね、だってジョーはこの時代のこの街から生まれたヒーローなのですから。 ボクシングのシーンの出来もいい、文句なし。 それに原作にはなかった要素が一つ加えられております。それは白木葉子が実はドヤ街にあった 孤児院の出身だという事でその事実はマスコミに知られてはマズイということで、全体的に短くされたストーリーの中でこれが以外にポイントだったりします。 あとドヤ街、そして時代の象徴として子供たちの存在も忘れないでほしいですね、大活躍です。
丹下ジムの場所は橋の下ではなく袂だろうって? まあいいじゃないですかあ。
とにかく伊勢谷さんの減量シーンは、ホントにすごい。山下さんも鍛え上げからだはスゴイ。
これだけでも見ごたえがあります。
また、香川さんもすごくいい味を出してました。
ただすごーく残念だったのは、そういうセリフまわしだから仕方ないと言われればそれまでですが、特にジョーが何を言ってるのか聞き取れない。力石も聞き取れないですが。
これには、主人も唖然として、音量をかなりあげ、また字幕も出さないと、全然楽しめなかった。
逆にDVDだからこそ、見逃した飯田覚士さんもう一度見てみようと思ったりもしました。
こんなに音量あげた映画はじめてでびっくりしました。
結末は分かっているんですけどねぇ。 何度観てもホセとの一戦は手に汗にぎります。
ハワイのエピソードとかは省略されがちですが、 ストーリーの深みを得るためには必見です。
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