この本を買ったきっかけはたいしたことではなっかたのですが、読み進むうちに、彼の苦しみに胸が痛くなり、そして、彼の身体的、心身的な強さに強く心を打たれました。 幼少期の辛く苦しい経験をありのまま書き綴られているこの一冊を読むと、彼が過ごしてきた、あの地獄のような悲惨な現状が、まさに目の前で起こっているような錯覚すら覚えました。 地獄の中で生き抜いてきた彼の意志の強さに大変励まされると共に、生き抜く事の大切さも教えられました。 読むことができてよかったと思わせてくれる一冊でした。
最近、大学の方の研究で朝から晩までやることがあり、 土日もほとんど休めず、人間関係でもいろいろあって、 かなりへこんでいました。久しぶりの休みにちょうど このDVDが届き見てみたところ、ほんわかした映像と ゴンチチの音楽に癒され、童心に帰った気持ちで 夢中になって見ていました。 クライマックスシーンでは思わず涙が‥ 疲れていて癒されたい人に特におすすめです!!
またパパたちが活躍します。
ぼのぼのお父さんは眉毛生えちゃってますが、。。。なんとクマの大将と決闘!?勝てるのか。。。
「かわいい」を見ると元気がなくなる。。。?
3つほどのエピソードです。
相変わらず、笑えます。 コミックのほうはキャラクターそのものに動きがなく、それはそれで笑えるのですが、DVDはコミックと異なり、キャラクターそのものに動きがあり、おなかの底から笑えます。少し前の作品ですが、私は今にも通じる笑いだと思います。 はまります。
死んだ母の股の間で笑う嬰児とか奇妙な死亡事件だとか異様で忌避したくなる様なパーツが次々と現れるのだが、何故か嫌な読み口ではない。 世界は何だ?自分は何だ?他人は何だ? 全てが腑に落ちず、満ち足りた家庭で育ったはずの少年が抱く空疎さと孤独さに同調する読者も多いと思う。 彼と共に存在の確かさ・不確かさを見せてくれるイサオにいつしか魅せられてゆく。
イサオは生まれた時、笑っていた。 大きくなってからも、その時の記憶を持っていた。 彼の常にない力を、同じ村に住む医者の息子・雅彦は次々と見届けてゆく。
イサオを必要とする人には、彼が「ソレ」を持っていることが分かる。 魅せられたようにイサオに近付き、欲しかったものを手に入れる。 しかし外部から見るその光景は、いかがわしく、穢れたもののように感じられる。 イサオは社会からはじきだされ、いつしかイサオの魅力に取り憑かれた雅彦も行動を共にするのだった。
「ぼのぼの」で示された「こわい考えになってしまった」の「こわい」がここで語られている。 作家いがらしみきおの神髄を著した作品なのかもしれない。 物語の行く先を、ぜひ見届けたい。
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