35年ぶりくらいに見ました。画質もよく、懐かしい日本語吹き替え版もあり大満足です。オリジナル音楽も聴けてさらに満足。
本作における「鳩」である、莫大な遺産相続者で天涯孤独の魅惑的米国女性ミリー。英国の零落した中産階級の娘で美貌だが計算高いケイト。この二人を中心に、ミリーの庇護者ストリンガム夫人、ケイトの伯母でケイトを武器に社交界進出を狙うモード、ケイトの恋人でミリーからも慕われる理想家肌の青年デンシャー、病弱なミリーを診て同情を寄せる医師ルーク卿。これらの登場人物の心理が多角的視点で、濃密かつ精緻に描かれて読む者を圧倒した上巻。米国・英国の若い女性を対比させようとの意図もあったようだ。上巻では、ルーク卿に「生きる」事を勧められて心踊らせたミリーが、直後にケイトとデンシャーの逢瀬を目撃してしまうと言う辛いシーンで終った。下巻はケイトの思惑で進む予感がするがどうだろう。
冒頭から複雑な心理模様が描かれる。モードはストリンガム夫人に向かって、「ケイトがデンシャーを愛していると言う誤解を解きたい」と訴える。モードの本音に気付きながらも、"ミリーのため"に協力せざるを得ないストリンガム夫人。こうした一つ一つの事柄が濃密な心理描写の中で綴られる。そして舞台はヴェニスに。死の予感と異邦人としての悲哀を味わいながらも現実を生きようとするミリー。そのミリーを慕い始めているデンシャーは、これをケイトの策略と疑って内省の渦の中。そして、ケイトがミリーを「鳩」と形容するのは「翼」が富の象徴だと、デンシャーが閃く辺り印象的。遂に、ケイトがデンシャーに命じた事は...余りにも衝撃的で本作のハイライト・シーンだろう。デンシャーの撞着とミリーの心情が痛々しい。全編、ストリンガム夫人の強さと情愛も光った。
濃密かつ精緻な心理描写によって、男女の恋愛を中心とした様々な人間模様、富と精神性、男性と女性の恋愛観の相違、誠実と打算等を多角的視点で丹念に描いた大作。
2002年発表の本作は1970年代からブリティッシュロック好きだったおじさんに とっては、何とも懐かしさを感じる秀作です。
イントロに続く“Words ”を聴いてすぐに「ああ、これは好みの音だ」と実感。 そして切なく美しい“There Goes The Fear ”と、気分が高揚する“Pounding” の2曲は掛け値なしに名曲です。 こんな名曲が、なぜ一般的な人にはほとんど知られていないのでしょうかね?
古い洋楽ばっかり聴いている40代以上のUKロックファンには是非とも聴いて 欲しい1枚です。
それなりに洗えますし、洗い上がりもがさつかず良い感じです。 女性用のダブの洗顔だと、男性は皮脂が多すぎて洗いきれない感じがありますし、 スクラブ入りの洗顔は、皮脂はとれるものの、皮膚が傷ついてがさついたりしますし、目にスクラブが入ると悲惨です。 この商品は良いバランスだと思います。
泡立てるの下手くそなので、最初から泡なのは助かります。
全体を通して退廃的でダークな雰囲気が漂っており、dovesが描く独特な世界観に引きこまれます。 夜に一人で聴きたい。そんなアルバムですね。
特に「rize」と「Catch The Sun」がお気に入り。 Catch The Sunは退廃からの希望を感じさせるメロディ。サビのキーボードが気持ちいいです。
|