仕事上メンタルヘルス関連の本は何冊も読みましたが 相談者の生の声とカウンセラーのやりとりが 克明に記載されている本は珍しい。
メンタルケアの会社として相談内容が心の問題だけでなく 職場問題や家庭問題、借金整理、DV、介護、育児など 多岐にわたる相談がまとめられてます。
相談者の気持ちを受け止めて心を軽くする言葉、 目線を変えることでその解決法を相談者自身に 気づいてもらう方法などが満載です。
サクサク読めるので仕事で人と接する 仕事をしている人はもちろん、 部下をもつ方々にも役に立つと思う。
私は複数のプロジェクトを掛け持ちで仕事をしています。多くのビジネスマンの方々は皆そうだと思います。
プロジェクトには、それぞれ目的とゴールがあって、日々それに向かって頭と体を動かしています。「プロジェクト」というと、よく仕事の中で用いられるもので、決められた期限内にそのプロジェクトのためにアサインされたメンバーで成し遂げるべき一連の活動であるというのが一般的な考え方だと思います。
この『人生のプロジェクト』によると、「人生はひとつのプロジェクトである」といいます。
すべての人間において時間は平等であり、毎日を楽しむためには、何のために生きるのかという目的をもち、目標までの期限を決めてしまうことだと書いてあります。
期限が決まれば予定が組める。予定が組めれば今いやるべきことがみえてくる。こうしてみると単純な話、夢をかなえるまでのプロセスは一見単純そうだとも見えます。ですが単純でありながらも(頭ではわかっていながら)毎日の努力をついつい怠ってしまい、目的やゴールがあやふやになってしまいます。
本書では、プロジェクトを達成するために、そして人生を楽しみ尽くすために必要なことを5つ挙げています。
1 「どうなったら嬉しいか?」をたしかめる
2 「いつまでにやるか?」を決める
3 「やるべき作業」を紙に書き出す
4 「やるべき仕事」を小さく分解する
5 「すぐにできること」から手をつける
日々、われわれは死という人生のゴールに向って着実に歩を進めています。何もしなくとも、いずれはゴールにたどり着きますが、どうせならその過程は楽しく、充実したものであってほしいと誰もそう思うはずです。
本書は人生や生きることに関する意義やその素晴らしさを教えてくれる一冊です。
24時間テレビの枠内で放送された作品ということなので、かなりはっきりしたメッセージ性を持った作品です。出演者の演技はみなすばらしいし、物語も感動的です。けれども、観終わった後に何か微妙な感じを残します。あまりにも予想通りに話が進みすぎるからでしょうか。24時間テレビという、皆がある種特別な興奮状態にある中で放映される作品なので、そこからこの作品だけを取り出して冷静に観ると少し安っぽくみえてしまうのは事実かもしれません。でも、山崎努さんの最後の挨拶、「・・・人は皆、目の前の波ばかりを見る。だが本当に観るべきはその向こうにある海原と大空の雄大さです。希望です」、それに最後の台詞「お前も俺みたいに最高の人生を生きろ」は、心に深く響きます。
滝沢秀明のファンだけではなく、幅広い年齢層の方が生きることにちょっと自信をなくしたり、迷ったりしたときに見てもいいと思います。でも、素直な気持ちで観ないと、最後の最後でちょっと微妙な感じを持ってしまいますので、その点は要注意です。(私は期待が高すぎたのかもしれません。)
急逝された氏の最後の作品です。
色々とネタにされた方でもありますが、
やはり氏の作品がもう見られないというのは、
一抹の寂しさを覚えます。
一人の女が一人の男を愛した記録であり、その愛した男が政治家であったわけだがすべての男のためにあるような本である。女は男を支えてきた、男は支えられてきたが喉元すぎれば忘れてしまうといった日本人らしい記録が綴られている。こんなことが思い当たる人はぜひ必読ではないか。
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