モノによっては部品がはまらなかったりします。 特にアクションポーズ、表情や躍動感あって何だかんだで結構満足。
GB・PS『ドラゴンクエストモンスターズ』の後日談。異世界の少年クリオがモンスター・マスターとして成長していく物語の第3巻です。
アレフガルドから戻ったクリオは、魔物が人の手先となる世界のありように不満を抱くモンスターたちの策略により、カレキの国のMM:ディノの挑戦を受けます。同じ頃、西の地では有翼族のMM:ヴィルト、また別の世界では忍の一族のMM:スカラベが、テリーに挑戦すべく力を蓄えていたのでした。
ライバル候補が続々登場する第3巻ですが、残念ながらその後、彼らとクリオとの絡みは乏しい。クリオの新パーティーが試練を乗り越え鍛えられていく過程が読みどころでしょうか。そして後半、クリオが旅の扉を潜り抜けると、そこは極寒の地ロンダルキア。温泉でのマルモとの邂逅も束の間、クリオはあっさり仲間を失うことになる……。
『DQM+』は全5巻で、打ち切りに近い形で連載を終了しました。『DQ I・II』の知識がないと説明不足で理解できない描写が少なくないなど、完成度の高い作品とはいえません。しかしゲームシステムを題材としたり、勇者の悲しみを描くなど、意欲的な試みも多い。ディープなDQファンなら読んで損はありません!
久美氏が書く風景は非常に色彩豊かで、想像力が豊富な方なら
美麗な情景を思い浮かべることができると思います。
1巻には妖魔の皇子であるピサロ、エルフの王女であるロザリー、
王宮戦士ライアンと人間にならんと欲すモンスター・ホイミン、
サントハイムの王女アリーナとその従者ブライとクリフト、それぞれの
心情と物語が若干のアレンジを含めつつも原作のゲームにそって書かれています。
ちなみにこのシリーズは1992年発行の全四巻小説ドラゴンクエストIVを
加筆訂正して三冊に再構成した物です。
数あるドラクエの中でも特に名曲ぞろいの3、とくにゲームでしか聞けなかった
「 冒険の旅」鳥肌がたったと同時に涙があふれました。
いままでゲームのサントラを聞いて涙が出たのはほぼ旧スクエア作品だったので、
自分はこと音楽に関しては、旧エニックスより旧スクエアのほうが優れてると思ってました(FFの植松さんにしろ、サガシリーズのイトケンにしろ、浜渦さんにしろ)
しかしこのCDを聞いて、その考えを改めなければいけないと思いました。
じっくりと聞きたいCDです。
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