4年ぶりに読みましたが、この本をまだ持っていたこと自体が「捨てる!」技術をまだ身に付けていないようです。 レビューでは賛否両論あるようですが、この手の本では参考になるところが2~3箇所あれば、それで良いのではないでしょうか。私が特に気をつけているのは「とりあえず」「仮に」「いつか」の3点です。これに付いては自分が見透かされているようでした。この3点を気にするだけでも、随分と片付けられます。 捨て方として著者はかなり極端なことを言っていますが、「一定量を超えたら捨てる」「一定期間を過ぎたら捨てる」については私も実行しています。 著者はなんでもかんでも捨てろと言っているのではなく、捨てるきっかけを教えてくれています。捨てる判断をするのは本人であって、著者ではありません。 ただ、取り扱い説明書の処分は今でも著者の考えに賛同できません。取り扱い説明書は商品を処分するまで保管しなくてはいけないものです。メーカーに勤めていた私がそう思います。メーカーで短時間に解決できるとは限りません。 マーケッティングの匂いのするところもあり、営業に携わっている私には興味深い本でした。
この本を読むと、日本人が世界の人々からどのように思われているのか、というのが分かります。
ジョークは簡単には笑えないものもありますが、それぞれに解説があり、それを読むと説得力があります。
特に、筆者が住んでいた東ヨーロッパ地方の人から見た「日本人」というのが面白く感じました。
タイトルでジョークと書いてありますが、結構真面目に書かれた本であると感じました。
私は外国人で、中1から日本語を勉強し始めて、 今までもう10年以上経った。日本に来てから もずっと外国語学習として日本語と接してきたが、 この本を読んでいるうちに初めて日本語の「美」を 感じた(^^ゞ。色々な文学スタイルによって、その美し さは微に入り細をうがって描き出されて、日本の伝統 的な色彩もしみじみ体験した。(笑) 今の留学生活は学校とバイトが両立していて、大変 だけど、夜帰ったら手当たりしだいに開いて読んだら、 頭中が和むというか、なん~か日本語に癒されたって いう気分もしたね。 この間の飲み会で、読んでいるうちに自然に覚えた 落語の「壽限無」を披露したら、大受けだった。留学 生の友達にも日本語のすばらしさを伝えられて、めっ ちゃうれしかった。
ノルウェーの森やサヨナライツカと比べると、やや幼稚な印象を受けた。 主人公をはじめ登場人物の愚かさに後半やや引いてしまった。 主人公と裕里子の無謀さにはとても共感できないし、耕治に関しては、彼の息子正太に代わって「変態じゃないの、あんた」と言いたい。 もちろんわざとこういうストーリーなのだろうが、愚か者達の墜落、という副題でもついていそうな内容だった。 しかし、ストーリー自体は読みやすく構成されていたように思う。場面ががらっと入れ替わったり、はらはらする場面があったり、官能な描写があったり…。冒頭の意味も最後まで読めばよくわかる。 ただ、正太がもしこの小説を読んだらこんな風に言うだろうなと感じた。 「全然かっこよくねーよ」
この曲に「人生の苦悩」を感じるか、それともド直球の応援ソングと感じるか。ある意味リトマス紙みたいな曲です。
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