薄桜鬼の原画集、カズキヨネさん好きで買いました。表紙が素敵すぎます。表紙の紙質は、ハードカバーではないですが、ツルツルじゃなく、和っぽい感じのザラザラ感で、個人的に好きです。
最初のイラストは、色合いも鮮やかで、土方さん文句なしです(笑)スチル画は、ハガキサイズくらいかな?というサイズでセリフも書き込まれてます。これは良かった!!(甦る(笑))
キャラクターデザインなども、丁寧に書かれていて、スタイルめっちゃいいし!と改めて感じさせられました。
スチルメインな気もしますが、薄桜鬼ファンとしては、大満足です★★ カズキヨネさん。ほんとっにほんとっに最高です(*^▽^)/★*☆♪
ストーリーブックとしては悪く無いです、ルートを追うのも面倒では無いし、どこでどんなフラグが立つかもわかります。ただ、書き下ろしのイラストなどのオマケが有るわけでは無いので「小説の代わりに欲しい」とか「薄桜鬼の物ならなんでも」の人以外は無理して買う必要は無いかなと思います。同じ薄桜鬼の本なら、公式イラスト集の方がお勧めです。
「イラストブック」と銘打っているわりには、イラスト重視の構成とは言いがたい…です。
パッケージ・雑誌掲載絵等はわりと大きく載っているのですが、ゲームスチルは小さめ。
スチルによっては縦3センチ横4センチくらいと、豆本か!と突っ込みたくなる小ささです。
キャラの顔部分がアップで載っているスチルも一部ありますが…。
ページデザインは凝ってるんですが、純粋にじっくりスチルを眺めたい、というには不向きなデザインです。
小説の挿絵も、土方・斎藤は見開きで載っているのに沖田・永倉が縮小されていてちょっと残念…
見開きだと綴じ代部分が見えないというジレンマがあるので、一概にどっちが良いとは言えないかもしれませんが。
あと、斎藤EDスチルが載っていないのは何故…?ラフ画はちっさく載ってましたが…
他キャラは皆EDスチル載っていたのになぁ。
ラフスケッチも載っていますが、やはり全体的に小さめです。
各キャラの全表情が載っているのはちょっと面白かったです(でもやっぱり小さい)。
見ていて表情パターンが多彩だったんだなぁと改めて思いました。
開発スタッフによる各キャラ・ルートのコメントと、
キャラからキャラへのスペシャルメッセージ、
永倉の書き下ろし小説は面白く読みました。
雑誌の連載小説は、斎藤・藤堂・原田の分(藤堂・原田は挿絵も)が今後書籍に収録される機会があればいいのですが。
描き下ろしは表紙・ポスター・永倉小説挿絵と、あと一個おまけが。
このおまけ絵全キャラ見てみたい…可愛いです。
高値なだけあって装丁はかなり立派なものです。
構成も凝っていて、スチルのページに各キャラの立ち絵が載っているんですが
ページを捲るごとに立ち絵の表情と服装が変わっていくのが面白い。
イラスト集としても設定資料集としても中途半端な感は否めないですが、
薄桜鬼の世界観を綺麗にまとめた一冊だとは思います。
個人的には買って損したとは思いませんでした。
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