1980年代、「宇宙戦艦ヤマト」から始まった松本アニメ全盛の頃。 「キャプテンハーロック」、「銀河鉄道999」、そして「千年女王」作品は列挙されるが一番のピークな時期の作品ではないだろうか? 当時、中学生だった私達は、 眼帯のないハーロックや傷のないエメラルダスに、 ドラマの起源を見るように感じ、とてもワクワクしていた。 その後のTVサイズ「無限軌道SSX」編には さすがに閉口してしまったが、 でも本編や「999」に出てくる緑のアルカディア号と 70年代の「マゾーン」編に出てくる青のアルカディア号との問題や 深く複雑に絡み合う松本作品の、登場人物の縁戚関係は、 受験勉強以上に頭を悩ませた。 そう言う意味では、この映画は青春(チョット早いかな)の1ページなのだろうと思う。
「わが青春のアルカディア」がよかった。 最後の頁で老ハーロックの(心の)叫びを読んだら泣けてしまった。 同名の映画を知っている方も知らない方も、是非!
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