シュワのハリウッドのメジャー本格主演作で、監督はジョンミリアスと豪華なヒロイックファンタジーだが、ジョンミリアス監督の演出はどうにもテンポが悪く、全体的に暗く重たいだけであまりワクワクするようなアドベンチャー的な面白さが相殺されている印象。独特の雰囲気は素晴らしいが、ジョンミリアス監督の方向性のつかめない演出が惜しい出来となっている。
1980年代以降、映像音楽の録音といえば、ジョン・ウィリアムズの指揮するボストン・ポップス・オーケストラとエリック・カンゼルの指揮するシンシナティ・ポップス・オーケストラによるものが、質的に突出したものとして存在してきた。
しかし、前者に関しては、オリジナル・サウンドトラックの演奏と比較すると、しばしば、演奏に生気を欠くことが多く、また、後者に関しては、近年になり、編曲に劣悪なものが増え、指揮者も精彩を欠くようになり、徐々にこのジャンル自体が魅力を失うようになった。
しかし、今世紀にはいり、日本フィルハーモニー交響楽団によってたてつづけに録音された6枚のCDは、上記の両横綱の録音と比較しても遜色のない、高水準の内容を誇るものである。
沼尻 竜典と竹本 泰蔵という有能な指揮者の的確な演出のもと、20世紀の古典ともいえるハリウッドの代表的な作曲家の傑作の数々が実に見事に奏でられている。
これらの演奏の特徴は、あえていえば、オリジナルの魅力を過剰な演出をくわえることなくありのままに表現していることにあるといえるだろう。
いずれの作品も、世界中に配給される映像作品の付随音楽として作曲されているために、もともと高度の娯楽性と表現性をそなえた作品である。
ここに収録された演奏は、それらの作品が堅実な職人性のうえに自然体に演奏されるだけで、視聴者に無上の歓びをあたえてくれることを明確に示していると思う。
いずれにしても、20世紀後半、正当な評価をあたえられることなく、ハリウッドの片隅において高水準の管弦楽曲を創造しつづけた数々の現代作曲家の労作をこうしてまとめて鑑賞してみると、あらためてそれらが実に良質な作品であることに驚嘆させられる。
そこには、紛れもなく、最高の職人性と大衆性が見事な結合を果たしているのである。
日本フィルハーモニー交響楽団による6枚のCDには、そうした身近なところに存在していた現代芸術のひとつの奇跡が封じ込められている。
1982年公開作品、上映時間は2時間11分という長さだが、野蛮な殺戮シーンと元ミスターユニバースという俳優アーノルドのSEXシーンが話題となったが、それだけの作品であった、原因はヒーローを描いた作品ではなく、見せ場もない事にあるだろう、映画公開時、彼は35歳、若く見える場映画デビューは1970年、82年にアメリカ国籍を取得、この2年後、彼は「ターミネーター」の大ヒットでドル箱スターへの仲間入りを果たした。
商品説明に書かれていないスペックを補足します。
音声:英語音声 DTS-HD MA 5.1ch
日本語吹替なし。
またか!
<キング・オブ・デストロイヤー>も、
<コナン・ザ・グレート>と同様に、
シュワちゃん大好き淀川長治さんが、「日曜洋画劇場」で、
何遍も日本語吹替でテレビ放映してくれたというのに。
なんで日本語吹替が搭載されていないのか?
いくら画質が向上しようと、
いくら音質が向上しようと、
玄田哲章声で喋らないコナンなんて、コナンじゃねえ〜!
ゆえに星ひとつ減点!
日本語吹替が搭載されるまで絶対購入しません!
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