藤井清水の大ファンですが(藍川さんは、清水の評価はあまり高くないようですが)、はじめて”ことば”がはっきりと聞き取れる、清水の歌唱に出会えました。特に「トロイカ」「河原柳」「佐渡島」「鴫の声」が良かったです。 なかでも「佐渡島」は、なかなか聞くことが出来ず、幻の名曲なので感激しております。 この夏、雨情記念館と雨情の生家(孫の不二子氏と藤井清水の話をしてきました)行って来ましたので、感慨もひとしおです。 出来れば、今後も藤井清水を取り上げて頂くことを願ってます。
所詮、肉まん屋の販促グッズだと思ってたがなかなか〜侮れんwww。 懐かしいフォーク調で始まって調子のいいサビまでソツがない。 びっくりしたのは2曲目のリミックス。話題の初音ミクをプラスしたアジアンリミックス、これは拾い物。 肉まんはちょっと値段的に高い気もするが、このCDはオススメ。
江戸艶本の文学的な面と書誌に重点をおいて書かれた本である。興味深い著者の自伝や私生活の記述も含まれる。また、艶本収集にまつわるエピソードもおもしろい。
柳亭種彦の評伝は、手堅い実証的な方法で書かれていて、著者の江戸文芸の知識と読解力に驚く。
最後に印象的な文があった。艶本の研究は、「蒐集には金もかかるし、家族の理解もまだまだ乏しい。・・・・これほど困難で、社会的にみのりの少ない研究も珍しいが、それなればこそ、逆にまた情熱をかきたてられる研究課題でもある。」 著者の本を読むといつもこの情熱を感じることができる。
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