日産自動車でデザイナーを務め、その後アウディへ移籍した日本人デザイナー、和田智氏著の書籍です。
英語が少しだけできて、ドイツ語まったくダメ、という状態で「デザイン力」だけを武器として、アウディ(ドイツ)本社内でクリエイティブマネージャーまで上り詰めた人物です。 言葉が通じないのなら、と一枚のデザインスケッチで周囲の見る目を変えさせたことや、外国語よりもむしろ「日本語力」こそが我々日本人にとって重 要とする、”伝える”つまりコミュニケーションに重点をおいた内容となっています。 ※どんなに外国語が達者でも思考のプロセスは母国語を基本に行うはずであり、母国語で満足にコミュニケーションできなかれば他の言語でもそれは不可能、という考え方。
アウディの現行A5、A6、Q7をデザインした人物で、Q5は「アウディ史上もっとも美しいクーペ」と言われ、A6はアメリカのデザイン賞“IDEA 2012(2012年度インターナショナル デザイン エクセレンス アワード)を獲得、Q7は今までアウディには無かったSUVとして大ヒットを記録、その後Q5やQ3など、横方向の展開が可能となったデザイン言語を構築したデザイナー。
ただし、本書の内容はデザインの手法というよりは、上記のような革新的なモデルを生み出すにあたり、どのようなバックグラウンドや考え方があったのか、ということに触れられており、「デザイナーとしての」和田氏といよりも、「人としての」和田氏が感じられる内容です。
なお、アウディはリーマン・ショック以後も継続して業績を伸ばし続けている会社で、その武器は「デザイン」、そして「美的品質」。 そして、過去にはメルセデス・ベンツやBMWに常に遅れを取っていた「第三のメーカー」でもありました。 自動車は「走る」ための道具ですが、ここであえて「走る」という基本性能のプライオリティを下げ、あえて他メーカーとは異なるコア・バリューを用 いた、また消費者すら気づかなかったヒディン・ニーズを喚起し、今や(プレミアムカー市で)一躍成長率トップに踊りでたメーカーでもあります。
ヘッドライトについても、通常は「光る」ことが必要十分な機能とされますが、アウディはそこから発展させて「どのような形に光るか」ということを 考え、「光る形状」まで考えてデザインを行う会社でもあります。 これはアウディがはじめて採用したもので、その後はメルセデス・ベンツ、ポルシェ、レクサス等各社がこぞって採用するに至っています。
自動車にとって「当然」とされるものの価値を追求するのではなく、消費者すら気づかなかった新しい付加価値を示すことでマーケットでの優位性を築 く、という手法は、デザインに関わる人でなくとも、多くのビジネスマンの参考になるところかと思います。
また、デザインの大原則として、下記を挙げています。 ・手を使うこと ・足を使うこと ・学ぶこと ・考えること ・そして最後に感じること
デジタル化が進んだ現代において、如何に体を動かすこと、感じることが大切かについても触れた一冊であり、一般人の考える「デザイン」の現場とはやや異なる「デザインの実際」を見せてくれる、興味深い一冊です。
ボディ形状がしっかり再現されていて、GT-Rエンブレムの塗り分けなどもされています。ヘッドライトはクリアパーツが採用されています。 ホイールはスポーツカー仕様。サスペンションのギミックがついています。ドアも開いてくれます。 GT-Rの重量感が再現されていて素晴らしいと思います。
仕事に従事している人にとって会議はつきものです。でもその中身は本当に必要なのか???なんてことは経験しているはずです。本書は日産で行われている会議の仕方についてまとめています。最初に驚いたのが、1つの議案に対して様々な部署から参加すること、そして意思決定者と提案者が明確に分かれていることです。さらに議事録はまとめず、会議のときにまとめた図を共有するなど目から鱗です。無駄な会議や議事録作成に仕事の大半をとられている人が多いと思います。本書に書かれているエッセンスを実際に活用できれば仕事の効率が上がるとともに、明確な意思決定ができる会議に変えることができるのではないかと感じました。 会議で意思決定が出来ないと悩んでいる方にはオススメの1冊です。
Superflyは某音楽番組で「マニフェスト」を歌っていたのを見たのが 最初の出会いだったと思います。 ただただ、越智志帆の圧倒的な歌唱に見入っていました。 小柄な身体ながらも、あれだけ声が出るんだから さまざまな所から"大型新人"と言われるのも納得できます。
アルバムなんですが、思っていた以上にシンプルな曲が多かったように思えます。 サウンドは、もちろん60s〜70sを前面に出し、 歌詞は、ほぼ越智志帆、または越智志帆+多保孝一作詞での曲が殆どですが、 特にひねりのある歌詞ではなく、 純粋に人と人とのつながりを感じる内容の詞が多いです。
また楽曲なんですが、よく聞いていると、他の方も言われていますが、 どこかで聴いたようなフレーズが…という曲がいくつかあるんですが、 特に気にならないという人には関係ないと思います。 リアルタイムで60s〜70sを体験していない世代には、新鮮に感じるでしょう。
ですが、多保さんには、もっと頑張って これぞSuperflyと言えるような曲を書いてもらいたいです。 今はSuperflyのプロデューサーとして活動されてますが、 越智志帆という、とても強力なヴォーカルがいるんだし、 彼女の事をよく知っているはずなんで、いい所をもっと引き出せると思うんです。
個人的には シングル曲では、「Hi-Five」「マニフェスト」「愛をこめて花束を」 アルバム曲では、「1969」「Ain't No Crybaby」「嘘とロマンス」をおすすめします。
「エバーグリーンな名盤」と書いてありましたが、 当てはまる人もいれば、そうでない人もいると思うんですが、 まだ1stです。歌詞の語彙など、未熟な所もあります。
これからお2人は、ライヴなどたくさんの事を経験すると思うので、 その経験を作品に活かし、成長を感じさせてほしいと私は思います。
後の活躍が楽しみになるアルバムです。
期待を込め、星5つです。
日産セレナ14年式に使用いたしました。最新版を使用してレジャーに出かけたため地図情報が正確でとても良かったです、
スムーズな対応ありがとうございました。
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