感染症診療及びICT関係者はレジデントのための感染症診療マニュアルと共にそろえておきたい一冊です。
この本一冊で取り敢えずの治療方針が決定できます。
値段も手頃です。
本のサイズが小さいのは好みの分かれるところでしょうね。
本書は医学部6年生〜感染症診療に携わる全ての医師へお勧めできる一冊である。
各臓器別の感染症を中心に書かれており、感染症に関係する臓器ごとの特性、感染症の特徴、実践的な診断と治療のストラテジーに関して具体的に記述されている。米国の感染症ガイドライン、最近のスタディに基づいていることも評価できる。
根拠を示しつつ説明されているため感染症診療を理解することが出来る。その一方で多数の図表を載せており、必要な情報だけを素早く読み取ることも出来る。工夫された編集であり、評価したい。
以上より、星5つとさせて頂いた。
「小児科医は風邪の種類で季節を感じる」という言葉があります。
まさしくその通りで、冬のインフルエンザに始まり、春の鼻風邪(ライノウイルス)、夏風邪(エンテロウイルス、アデノウイルス)、秋の鼻風邪(ライノウイルス)、晩秋のRSウイルス・・・とすぐに頭に浮かんできます。
この本は今まで無かった斬新な視点で感染症を捉えた好書です。
各感染症で話題になっていることを取り上げ、解説しており、興味深く読ませていただきました。
ただ、各項目の執筆担当医師が自由に書いているので、ある項目では疫学がフォーカスされ、ある項目では検査法が詳述され、とちょっとバランスが取れていない印象もあります。
辞書的に使うというより、読み物として近年の感染症学の成果・知識をアップデート用として捉えるのがよいと思われます。医学雑誌の特集・特大号〜臨時増刊と云ったところでしょうか。
旬のものなので、お早めにお召し上がり(お読み)ください。
今まで普通の電子体温計を使っていましたが、長男の誕生に伴って「サーモフォーカスプロ」を購入しました。◇3秒で検温可能 ◇体に触れずに検温可能 この二つの利点で即購入、使用感もスムーズでぜひぜひ乳幼児をお持ちのご家庭に試して欲しいです。 まぁ、試したらきっと欲しくなっちゃいますけど(^^)
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