ロンドンにおいてグリン・ジョンズによって制作された衝撃的デビュー作(1968年)。ボズ・スキャッグス参加。
うん悪くない。ドロドロのブルースだと嫌だなぁ〜と思いながら、購入。 彼らしいアレンジで程よいですね。現役としてもっと活動して欲しいな。
それぞれの楽器の第一人者が集まって一夜限りのライブをした「記録」映像ですね。 コンボとしての強烈な一体感やグルーブは皆無。ライブというよりは顔見世興行的な佇まいかな。
とはいえ素晴らしいメンバーであることは間違いなく、演奏も破綻なく楽しめます。 ひとりブルース畑のクラプトンが存在感的にやや浮き気味ですが、 いつものブルージーなソロをフェンダーストラトで思いっきり貫き通していて微笑ましいです。 自身のライブでは「Going Down Slow」のイントロで客が「ワッ」と沸くワケですが、 この日の聴衆は「…キョトン」。これにはクラプトンも苦笑い(笑)。
音質・画質は平均的。ジョー・サンプル(p)のボリュームが低くて ソロが聞き取りづらいのがやや気になりました。原因は何だろう?
監督G・ミラーは外科医を志望していた。しかし病院に交通事故で運び込まれてくる怪我人の治療をしてこの映画を思い立った。元は交通事故撲滅キャンペーン映画ですがこんな切り口で見せるという発想力がすごいです。オープニングに「そう遠くない未来」という設定が出て、これだったら今なら現代じゃないのって気もしてきます。オーストラリア発低予算映画ですが世界的に注目を浴びたのはご承知の通り。カメラの目線もほとんどドライバーの高さか地を這うような低いアングル。だだっ広いオーストラリアなのにどこか閉塞感が漂います。 妻子を殺されたマックスが復讐の鬼と化してからはほとんどセリフもないです。ただ取り付かれたように始末していきます。途中で足を撃たれ腕を轢かれそれでもまだ片足を引きずって自分の車に向う姿は鬼気迫るものがありました。彼の持っていたショットガンもブームになりました。ただ本物の散弾銃の銃身をあれだけ短くするとアメリカでも違法になるかもです。まだこの頃のM・ギブソンは24歳。歳の割には低い声してます。
1997年に欧州のフェスティバル限定で結成されたLEGENDSのステージをやっと見ることができます。 以前BSで一部が放映されましたが全長版のようです。 ここでのPilgrim発売前のGoingDownSlowは98~99年のツアーとアレンジが全く異なります。 LAYLAもアコースティック・バージョンの方ですがやはりアレンジが大きく異なり、 このバンドバージョンは結構はまっています。 クラプトンの「異種格闘技」物としては最もはまった規格と思います。 映像もメンバーが格好良く、何かのBGMにも重宝します。 フュージョンの作品としても中々の好作。 ドラムのガッドさんはその後もクラプトンのバンドにいますし ジョーさんは同じく97年のクラプトン来日公演に同行し Old Loveで忘れられない素晴らしいピアノソロを聞かせてくれました。 クラプトンのキャリアの中でも重要なバンドの一つだと思います。
|