今回も原作の雰囲気を忠実に再現しています。扱う題材は陰鬱なものなので笑って楽しむものではないですが、それから逃げずに作られているので良いです。声優さんたちの演技にも鬼気迫るものがあります。圭一が部活メンバーや大人たちと議論を戦わせる様には圧倒されます。特にレナ役の中原さんが本領を発揮しています。
またブックレットに記載されているパスワードを使って、ネットからおまけTIPSをダウンロードすることが出来ます。これはただのおまけではありません。何せ合計30分以上にも及びますから。このシナリオは部活やお遊びが中心になっており、ひぐらしのドタバタ的雰囲気が楽しめます。特に野球対決は圭一の(違った意味で)最大の見せ場になっています。これを加えて初めて本当の祟殺しであり、評価5に繋がります。
ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 一巻。
「ひぐらしのなく頃に」は綿流しのお祭りを境に、かなり怖い作品となります。
この1巻は、綿流しの前の部分を描いた話なので、
ひぐらしの本当に怖い部分は描かれていませんが、
そこまでにつながる過程を見事に描いています。
楽しい部活動や、祟殺し編のヒロイン、沙都子との関係。
沙都子の兄「にーにー」になったつもりで読んでみてください。
かなり爆笑できるシーンもあり。
うまく、鈴木次郎さんが描いてくれた世界観だと思います。
また、三部作の中で、一番「生々しいシナリオ」と言われてるのが祟殺しですね。
だんだんと話が展開していき、最後のほうでは「不気味さ」を漂わせる作品です。
恐怖に陥る二巻が本当に楽しみになります。
まとめると、見所は
沙都子の可愛さと、爆笑シーンの連発、不気味な話への展開
というところですね。
必ず、いえます。読んでみて、わかります。
この本は購入して損はありません。
ひぐらしの世界観をぜひとも体験してください。
TVと内容が近く、状況が想像しやすいので何かの作業をしながら、とかに流しています。小説から入った人も、TVから入った人も違和感なく楽しめます。
田舎の山間にある雛見沢村を舞台に、そこで起きる連続怪死事件の謎を描いた『ひぐらしのなく頃に』。 出題編となる第一話から第四話まで収録されています。
「惨劇に挑め」をキャッチフレーズにしており、物語の登場人物だけでなくプレイヤー自身もこの物語の謎に挑めるような作りになっています。 何を推理するのかすら提示しておらず、どうやって挑むのかもプレイヤーの自由。 豊富な推理要素による懐の深さはひぐらしの大きな特徴と言えます。
難易度も充分過ぎる程に高く、例えば第一話の鬼隠し編の正答率は僅か1%と言われております。 ヒントは作中で無数に散りばめられているのでキャラの言動だけでなく世界観や設定にも気を配って読むと突破口が開けるかもしれません。
和風ホラーやミステリーの要素を含んでおりますがそれだけが全てではありません。 詳しい事は解答編で明らかになりますが、ただのホラーやただのミステリーで片付けられない展開が待っています。
キャラクターグラフィックは良く言えば個性的、悪く言えば下手と言う評価が多いです。 しかし恐怖シーンではその空気とはミスマッチなシュールさが逆に怖さを引き立てており、キャラが豹変する時のインパクトは絶大です。
このシリーズの最大の特徴はプレイしている間は勿論楽しいですが、プレイ後に推理したり、誰かと内容について語り合ったりして楽しむのを意図して制作されている所です。 出題編が終わったらすぐに解答編を始めるのではなく自分自身で推理して是非謎に挑んでみて下さい。 サウンドノベルという枠で終わるか『ひぐらしのなく頃に』という新たなエンターテイメント作品になるかはプレイヤー次第です。
今回も原作の雰囲気を忠実に再現しています。扱う題材は陰鬱なものなので笑って楽しむものではないですが、それから逃げずに作られているので良いです。声優さんたちの演技にも鬼気迫るものがあります。圭一が部活メンバーや大人たちと議論を戦わせる様には圧倒されます。特にレナ役の中原さんが本領を発揮しています。
またブックレットに記載されているパスワードを使って、ネットからおまけTIPSをダウンロードすることが出来ます。これはただのおまけではありません。何せ合計30分以上にも及びますから。このシナリオは部活やお遊びが中心になっており、ひぐらしのドタバタ的雰囲気が楽しめます。特に野球対決は圭一の(違った意味で)最大の見せ場になっています。これを加えて初めて本当の祟殺しであり、評価5に繋がります。
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