アマンダ・セイフライドが好きで、それで観たんですが僕的にはあまり。 この作品はどちらかというと感動作になるんだろうけど、僕は泣けなかった。 マンマ・ミーア観ても泣いた僕なのに。(笑) ジョンに別れを告げる理由が、僕的に突拍子がない感じがして。 そこですか!?って感じ、無理ねーかって。 僕は原作を読んでないので原作ではどうなのかわからないし、活字の表現と映像は別もんだし、その辺はわからないけど、この映画を観る限り、無理があったな、僕としては。 アマンダ・セイフライドはじめ役者さんたちの演技は素晴らしかったと思います。
やる気が欲しい人はこのCDを聴くといい。やる気が出てくるから。 ただし、追い立てられるような形で。 尻を叩かれないとやる気がでない人、にはこのCDはおすすめだ。 がんばらなきゃがんばらなきゃがんばらなきゃという心の中の声を 大きくするのにこのCDは向いているのだ。「座り込むにはまだ早い」と。 ただし、もう崖っぷちに追い詰められている人は聴いてはだめだ。 「死んでも春の服を着る」のは時には大事かもしれないが、本当に 死んでしまっては意味が無い。あなたがするべきことは仕事を休むこと、 転職を検討すること、その他もろもろ。このCDの恐ろしいところは そんな人間すら死に物狂いで頑張らせてしまうことにある。いくら 素晴らしい音楽であっても、聴くべき時をえらびたい。
わたしは、個人的にこのくらいの時期から『寒水魚』を頂点とする時期に至るくらいまでのみゆきさんが一番好きですし、きっとそうした人は多いことだろうと思います。 世の中に楽しいことだけなら、いいんだろうけど、そうしたものではなく、また、やっぱり楽しいだけの世の中なんてどこかヘンテコなような気もします。ちょっと沈んだとき、内省したいとき、世の中と自分との間に違和感を感じたときなど、みゆきさんの詩、旋律、声には妙に力強さを感じます。単純に元気になるというんじゃなく、一旦深いところに沈んでいた複雑な思いが再び浮かび上がってくるような、生きる力をもらいます。実際に人の思いの中からしか生まれない芸術というのがあり、そうしたスピリチュアルな側面というのは、けして捨てたものではないのです。普通に聴いてもいいですが、疲れているときにみゆきさんを聴くとすっかり親和してしますのです。 歌詞として書かれている以上、詩として読むと甘さや、大時代的な芝居がかりを感じたりもすることもあるのですが、いくつかは間違いなく現代詩としても優れていますし、それが実際みゆきさんの声で歌われると、実に戦慄的です。 このアルバム中、一番のお勧めはやはり『狼になりたい』でしょう。緩急自在に操られる言葉の魔法に粟立つほどの凄みを感じます。また、現在の日本の一部のクラシックや、ジャズ系を除いたいわゆるポップス、歌謡曲といった音楽シーンにまったく親和できないわたしとしては、このアルバムくらい(これもいわゆるポップスとしてつくってるんじゃないだろうけど)の音づくりが調度いいし、たぶんきっとみゆきさんにもっともあうのは、こうした音世界です。今でも、みゆきさんの音はこの頃からさほど変わってるとは思いませんが、それで正解だと思います。
野沢尚さんのファンでした。 「親愛なる者へ」は柳葉敏郎、浅野裕子さん主演のドラマでしたが、 これはそのシナリオとなっています。 中には凪子、望の写真なども入っていますので 当時このドラマを見ていた方はとても懐かしく感じられるのでは ないでしょうか? 「夫婦の恋愛とは?」また「夫婦に恋愛は必要なのか?」 をテーマにした作品。 野沢さんはこのような夫婦をテーマにした作品をいくつか 残されましたが、自分はこの作品が一番好きでした。 ラストシーンは本当に素敵でした。 野沢さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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