全部拝見しました。楽しかった、こんな素敵な恋の物語は久しぶりです。 最初はずっと琴子の方が注目しました。未来穂香さんは元気一杯で、すっごく可愛いです。入江君の英語の台詞を聞いての瞬間に吹き替えと思いましたが、結局古川雄輝さん本人の声でした。帰国子女ですので、英語はペラペラ。身長は高い、顔はきれい、いつもクールの感じで、まるで原作の入江君じゃないですか?この後、目は古川さんの周りから離れない。笑 他のキャストたちの出演も素敵です。 特典映像を見て、撮影現場の雰囲気は楽しいそう。 買って良かった。
なぜ短期間に松下村塾からあれほど優れた傑物を輩出したのかというのはよく語られる謎です。また、吉田松陰の伝記を読んでいても、聖者のようであり事実として理解し難く感じることがあります。しかし、この死の直前に書かれた書を読むことで、謎が解けたように思います。遺書とも言える留魂録は、吉田松陰という人物が常人とはかけ離れた心の持ち主であったことがはっきりと分かります。特に自らの死を四季に例える箇所は、世のためなら命を惜しまないその行動の背景をよく表しています。冷静な文章ですが激しい情熱を備えており、松陰という人は魂が主体であり、肉体は脇役にすぎないことが伝わってきます。
また、獄中において留魂録は2通書かれ、一通は松陰と同じ独房の囚人である沼崎吉五郎に託され、その沼崎が松陰の死後に三宅島に流刑となり、松陰の弟子・野村靖(当時、神奈川県令)に手渡されるまで十数年間持ち続けたという逸話は胸を打ちます。松陰は沼崎も感化したのでしょう。吉田松陰を知る上で優れた著書だと思います。
後半BOXはきっと初見の方も、原作を知る方も もどかしい感情や、それぞれを応援したくなる感情高低シーン満載です。 今回の“Love in Tokyo”版には、初代の入江くん役の柏原崇さん、 琴子ちゃん役の佐藤藍子さんのゲスト出演!が実現しています。 当時のドラマ化は原作とは異なった部分があり、私的には盛り上がらなかったけど それでも主演二人が嫌いではなかったので、新旧共演の演出は嬉しいサプライズでした。 最終話の監督のこだわりシーンの数々を、見事に演じている古川くんと、穂香ちゃん。 名シーンは、映像美と美しいピアノ曲が相まって、息が止まりそうでした。
BSでも放送されていますが、大幅カットされています! 特に面白い琴子ちゃんのコミカルな妄想シーンや、入江くん家での出来事はバッサリ(TT) このBOXには、NGシーン、未公開シーンも含まれており、 5話の謝恩会での金ちゃんの“好きゃねん琴子”はフルバージョンも見れます。 NGシーンの、理美ちゃん(山谷花純ちゃん)→金ちゃん(山田裕貴くん)には大爆笑w 撮影現場の雰囲気の良さは、最後のオールアップ後の様子に一緒に涙しちゃうほどでした。 特典映像だけで1時間以上とたっぷりで、購入して良かったです。
今すぐにでも続編は希望したいとこですが、二人の結婚生活や夢に向かって成長していく 大事な過程ですがら、ティーンのキャスト陣の成長や 入念な製作計画を立てて欲しいので 何年かかっても待つ覚悟でいます。 主役2人もやる気満々なので、期待しています。
若き日、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』に心躍らせ、『坂の上の雲』では世界に意識が飛躍したものだった。 しかし、それは、あくまでも小説の世界でのことであり、興味を持って多方面から資料を読んでいくと、小説に描かれた内容とは異なる事実に出くわすようになった。この錯誤を解明するのに多年を要したが、小説を史実と誤認した自身の責任であったことに気が付かされた。 本書は、司馬遼太郎が描く乃木希典の姿を否定する形になるが、なるほど、そういう見かたもあったのかと、新しい発見に驚くばかりだった。 さらに、序章の六本木ヒルズから始まる物語において、早速に史実表示の相違を指摘するところに、興味を惹かれる。短いセンテンスで構成されているので、時系列に物語が進んでいるわけではないので少々、混乱するかもしれないが、この乃木希典、児玉源太郎という両名の対比で進む話は人間心理を窺うようでもあり、気持ちが硬直する。 歴史は多方面から見なければならず、半世紀を経なければわからない事実もあるということを示している作品なのではと思う。とりわけ、「司馬史観」に反発したことで排除される時代が過ぎ去ったのだという印象を抱いた。
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