アマチュアの笛吹きの私がこれまでバッハのフルートソナタの座右の名盤としてきたのが、モダンフルートではオレール・ニコレ氏、そしてトラヴェルソでは有田正広氏の演奏である。両氏とも科学的にそれぞれの楽器の響きを最大限に生かしつつ、精神的に深みのある音色・演奏を繰り広げ、これぞオーセンティック!と思わせるものがあった。 最近エマニュエル・パユ氏がバッハのフルートソナタをリリースしたので期待して購入したのだが、少しがっかりした経過がある。すばらしい演奏には違いないのだが、バッハ時代の演奏スタイルに固執しすぎている、悪く言えば、モダンフルートの魅力が引き出せていないように感じたのである。それならトラヴェルソで聴いたほうがいいではないか。 今回、ヴォルフガング・シュルツ氏のバッハを聴いて、ジレンマが吹っ飛んだ感がある。とてもバランスがよく、聴いていて気持ちがいいのである。ニコレ氏や有田氏ほどの重量感ある音作りではないが、軽やかで美しく知的に響く音色にウィーンの伝統を垣間見たようなきがするのである。バッハ時代の演奏スタイルとモダンフルートの響きとウィーンの風がひとつになっている。掛け値なしのお勧めの1枚である。
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