マトリックス3部作の最後を飾る「レボリューションズ」のサントラ。1作目のサントラは、ボーカル曲が収録されたコンピレーション盤ばかりが目立っていたが、2作目「リローデッド」になるとコンピレーション盤とスコア盤の2枚組CDとなり、今作ではついにスコア盤のみのリリースとなった。スコア(劇中で使われた音楽)にもようやく日が当たるようになったようで、サントラファンにはうれしい限りだ。作曲は同シリーズの音楽を一貫して手掛けてきたドン・デイヴィスと「リローデッド」から合流したジュノ・リアクター。 さて本サントラであるが、これはもう前2作を遥かに上回る完成度だと言っても過言ではない。これまでのデジタルな音楽スタンスはやや弱まるが、オーケストラの比重が増したことで、音の厚みも増して重厚な迫力が出た。 お勧めは6曲目「Men In Metal」や13曲目「Neodammerung」だが、何と言っても圧巻なのは最後に収録されている「Navras」だ。サンスクリット語の唱和で始まるこの曲は、オリエンタルなデジタルオーケストラであり、これまであまり耳にした事の無いものだ。映画本編では最後のスタッフロールでこの曲が流され、席を立たずに聴き入ってしまった人も多いことだろう。そういった人にこそ本サントラをオススメする。ぜひこの機会に入手されてみてはいかがだろうか。全16曲、総収録時間約63分。
映像の素晴らしさだけでなく、その世界に視聴者を巻き込む音楽が マトリックスシリーズにはあると思います。 レボリューションズもそうですが、前の二作とは違う 宗教的な音楽が多くなっているようでした。 全体的にオーケストラチックになっているというか、 リローデッドのようなロックの激しさや重量感はあまり感じられませんでした。 これを楽しみにしている人にとっては残念かもしれませんが、 映画音楽としては、映像と音楽があっていて、互いにとけあい高めあっている感じです。 音楽なしで映像だけをみている様子を想像すると、 このサントラの良さが感じられると思います。
このポスターも知りません。 さっそく買います。 エルロンドさま。 コレクターアイテムです。
リアルワールド版のネオですね。 顔はDX版と比べるとかなりキアヌの顔です。 存在感あります。
マトリックス好きは手にして損はないでしょう。
マトリックス三部作完結編、ということで、凄まじい戦闘シーンと一緒に「謎の多さ、難解さ」も一部で話題になった(笑)レボリューションズ。 人類最後の都市、ザイオンを守るべくエイリ@ンのパ@-ローダーに似たロボットと「ありえない」ぐらい大量に出てくるイカ型ロボットの戦いは凄いの一言。ネオvsスミスの最終決戦も迫力満載です。 しかし、星が一つかけてるのは、前半はいい感じで進んでいくのですが、ネオが最終決戦に挑もうとするあたりからストーリーにどこか「抜け」てるところがみられてきます。特に前作から引っ張ってきた謎はほとんど明確な解明、説明はなされません。マトリックスシリーズの共通点ともいえるかもしれない「ちょっと伏せた言い方」がなされます。おそらく「客にそれぞれの考え方で謎を解いてもらいたい」と製作側は考えてるかもしれませんが、とにかくよくわかりません。自分は劇場で一度みたのですが、その時はほとんど話がわからず、「はぁ?スミス貴様なにわかったような口きいとんねんコラ」という感じでした。(ホントに全てわかってたみたいです。スミスは。DVDみて気づきました。) それに謎を解明できても、ストーリーの最終的な結末はわかりません。どうやらオンラインゲーム、「MATRIX Online」(本DVDに予告ぽいものあります)で全てが公にされるようですが、公と言ってもプレイヤーのみ。「ゲーム苦手」「ゲームは興味ない」などの人には今のところ救斉処置は無いようです。 また、「前作前々作でキアヌリーブスに惚れちゃってストーリーにはあんまり興味ない」方はやめといたほうがいいかも。なにしろ今作ではカッコイイネオの戦闘シーンもほとんどみれず、結局はスミスと互角の戦いだし、何しろ悲劇的なシーンばかりですから。ネオは。 ストーリーが気になる、その戦争シーンをみてみたい、という方にはオススメです。結構マニアックな作品かも・・・・・
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