若き頃から洗車時にずっと使わせていただいてます。 類似品はたくさんあるのですが、先駆者の日本製でもあるこのプラセーヌに信頼を置いてます。 他の類似品を使用したことありませんので、数字で評価できませんが、長寿命であるのが魅力とも 思ってますし、吸水性に関しても文句ありません。 お勧めです。
40枚は市販ではなかなかないので購入。ただ、汗かいたときにクールになるかといわれれば、感じませんでした。でも、汗は吸い取ってくれます。また買うとおもいます。
あせっかきでも安心感があります。臭いもきになりません。おすすめです。
プロセスがとても丁寧でお菓子に対する愛情が感じられる本です。 が出版が1996年ということもあって写真やレイアウトの古さが気になりました。 変化球のレシピが趣向に合わなかったです(泣)。マドレーヌ →サワークリーム入り→普通のレシピが良かった(泣) パイ→酢入り→何酢か書いてない(泣) サワー系が苦手なのでパイ生地にお酢を入れるのは少々ショックでした。アップルパイに七味唐辛子とか(泣) でもレシピのバラエティーは多いしパイにナイフで模様を付ける写真とかもうお見事です。 実際に作るのとは別にして教科書的な感じで楽しもうと思います。
著者はかってギリシャに3年間、沖縄に10年間住んできたが、2004年からはパリ市から50km程南に位置し、由緒あるお城や巨大な森を持つフォンテーヌブローに居を構えている。本書は、政治や文化から日々の生活までの様々な分野について、パリ郊外に住んで考えたことや感じたことを記している。 繰り返し述べており日本との比較で興味深かったのは、一つはフランスの共和国の理念である。フランス革命に端を発する共和制は、経済よりも政治を優先し知性による統治を目指すとともに被治者の異議申し立てを許容する。著者自身何度も交通ストライキや高校生のデモに出合うが、周りの人の眼差しは迷惑にも拘わらず穏やかだ。いま一つはEUと国家の関係である。多くの国が陸続きで車や列車で気安く行き来し言語のバリアも低いが、各国はそれぞれに国家アイデンテティを求めつつ固有の問題の解決を図っている。この他に、自然景観の尊重に対する日仏の違いや政教分離政策等も面白かったし、時論的なことでは親米政策をとるサルコジ新大統領への評価は手厳しい。 著者は移動しながら思索を深める。フォンテーヌブローをベースにフランス各地のみならず、スイス、イギリス、イタリア等の隣国にも頻繁に出掛ける。更に休暇をとって厳寒のフィンランド体験もあれば、日本への一時帰国もある。移動し異なる人や事物と向かい合うことが相対的な物の見方を育むのだろう。 著者の知的探究心の広さと深さにも驚嘆する。詩や演劇を含む広いジャンルの文学のみならず、美術や博物への造詣も深くピカソ論やアフリカ民族工芸品の由来は面白かった。加えて著者は理系分野にも強く所どころに明晰な科学的記述がみられるし、地元の市場で季節の食材を手に入れ自ら料理することも楽しそうに書いている。 著者の余裕があって冷静な随想は、パリ郊外に住んでいるからこそ生まれるのだろう。今後も思索を深め日本に向け発信してほしいと思った。
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