サイズについてのレビューがないので、手持ちの靴とのフィッティングを報告しときます。Mサイズ(26.5〜27cm)を買いました。私の足は実測で27cmです。 オールデンのバリー・ラスト8.0Dには惜しくも入らず、アバディーン・ラスト8.5Dには全く入らず(^_^;)トリッカーズのカントリー・ブーツ(UK規格)8.5にももうあと少しで入らず・・・結局コール・ハーンの9.0Wに収まっています。 つまり、Mサイズはオールデンのバリーなら8.5〜9.5、トリッカーズのカントリー・ブーツ(UK規格)なら9.0〜10.0でしょうね。 このシュー・ツリーは写真で見るより丸みを帯びて、横幅があります。細身のデザインの靴には向かないと思います。前述のバリーラスト8.0Dにいつも入れているディプロマット・シューツリー(サイズ41)と甲の部分、かかとなど、木の部分はとてもよく似ており、実物をつきあわせて観察しても、幅や厚みは殆ど変わりがありません。こちらの方がチューブは少し長くスプリングは少し強い。 私の受け取った品物は、個体差かもしれませんが、割れや欠けをパテで埋めたような箇所が数カ所。左右の違いは特に感じられませんでした。
英国トリッカーズの定番ブーツです。トリッカーズの代名詞的な存在感のあるたたずまいで、履いていくうちに足に馴染んできます。 コーディネイトも幅広く、ジーンズはもちろん、チノーズなどのカジュアルにも合わせやすく、何と言ってもツイードには抜群の相性です。英国の雰囲気を楽しみたく、もっぱらツイードのパンツにバーブアのビデイルジャケット、それにハンチングなどで楽しんでいます。 スーツには少々迫力がありすぎて、チャーチのバーウッドなどの方がお勧めです。 購入当初は足にバンドエイドを何度も貼り付けた苦しい時代もありましたが、少し我慢すればどんどん足に馴染んできます。今では冬の定番シューズになりました。買って後悔しないお気に入りのブーツです。
とある町の大きな教会には、古くからの言い伝えがある。 クリスマスイブに最もすばらしい贈り物がささげられたとき、 高い塔にある鐘がひとりでに鳴りだす。というものだ。 毎年、金持ち達は競って高価な贈り物を差し出すものの効果は無し。 その鐘の永き沈黙をやぶったのは、たった一枚の硬貨だった。
元は「鐘はなぜなったか」という古くから知られた物語。キリスト教の 価値観でいうところの自己犠牲の精神がテーマになっています。 話の展開としてはオーソドックスなだけに、鐘の鳴るシーンへどう導くかが 絵本としての見せ所になると言えるでしょう。
その点、本書はその期待に充分こたえてくれました。 鐘そのものは直接描かれていませんが、常に画面の右上に存在を暗示する 構図の積み重ねが、ラストのシーンで効いています。
スペインのマドリード出身のシンフォニック・メタルバンドの2ndアルバム。 スペインのメタルと言われてもピンと来ない方もいると思うが、実はMago De OzやMedina Azahara、Tierra Santaといった良質なメロディック・メタルバンドが多数存在している。ただこういったバンドは彼らの母国語であるスペイン語で歌っているため他の国のファンからすると少しとっつきにくい印象があるようだ。(僕は平気だけど)しかしこのDark Moorは歌詞は英語だし音楽性は日本人好みのネオクラシカル・シンフォニックメタル路線でハロウィンやストラトヴァリウスなどが好きな人なら、間違いなくツボに入るバンドだ。またこのバンドはエリサという女性がヴォーカルをとっており男性顔負けのパワフルな歌声を披露している。バンドの男達を束ねる「姉御」という感じで思わず「エリサ姐さん」と呼びたくなる。どの曲もドラマティックで哀愁のメロディ満載なのでメロディック・メタルが好きな方は何はさておきこのアルバムを手に入れてください。
MEN'S EX特別編集として過去に2冊の『最高級靴読本』が出版されましたが、 中古本においても高値で取引されており入手し辛い状態にあります。 現在入手できる靴の雑誌としては『LAST』などもありますが、 本誌のように、数多くの世界の靴を網羅しているわけではないので、 靴についてもっと詳しく・幅広く知りたい!と考えている方には、 これが現在入手できる最高の靴読本なのではないでしょうか。 以下は不満点・要望ですが、星を減らすほどのものではないとはいえ挙げさせていただきます。個人的にはVOL.1と本書を持っていますが、VOL.1のほうが掲載されている靴数は 少なかったとはいえ記事としては纏まっていたような気がします。 評論家の方々が挙げる、私の思い出の靴!と言われても、別にその方をよく知らないし 数ページを割く程でもなく、ふーんとしか思わない。 また次号が出るならば、日本の気鋭の靴職人である例えば鈴木幸次氏などを 詳細に取り挙げてほしいなと思いました。
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