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何故に漫画学校でレクチャーを受けるのだろうか…。言っちゃ悪いが…、いやいや何でもない。
 飽くまでも同人で稼ぐための初歩的な講座をアニメでも披露しているので、なじみ&かねると共に成長していくことでしょう。
 かねるが24なのにソーラにこども扱いされてる…。
 
 
   
発売されてから随分時間が経ちました。ついにソーラ、露理ともに発売元では完売となったようです。
 
 確かに、アダルト商品で購入対象は限られています。
 抱き枕カバーというアイテムで商品化するには、厳しいものがあったのでは、と感じます。
 
 しかし、あえて商品化に挑戦した事を「良くやってくれた」と言ってあげたい。
 作画的には文句なし。ドージン作品より、かなり冒険しています。
 オフィシャルのイラストでここまで表現できたこと自体、奇跡に近いものがあったのでは
 ないでしょうか。
 現物を見る機会があれば、是非手にとって見て下さい。
 正直、この商品はもっと評価されてしかるべきだと思います。
 
 ちなみにアダルト商品ですから、教育的価値や耐久性は分別のある大人が使用することを
 前提にしています。
 
 
   
5巻で終わりを迎えたドージンワーク本編のその後という設定で、露理に勧められて同人活動を始めた「しず」、引き続き同人活動を続ける「ソーラ」、一般人?な「なお」の中学生3人組がメインとなるお話です。
 この巻では今までのような4コマではなく通常の漫画の形式で話は進みますが、ドージンワークの既刊を読んだ方ならちょっとしたデジャヴを感じるかもです。
 というのも、露理にそそのかされて深みにはまっていく様はまさになじみそのものです。
 加えて、大ゴマが多くサクサク読めてしまうため、価格の割りにかなりアッサリに感じてしまいます。
 
 しかし、作者の画力の向上は比べるまでもなく明らかで、ドージンワークの総括という意味では珠玉の一冊といってもいいかもしれません。
 また巻頭にはカラーページが8Pあり、4Pはイラスト、4Pは漫画という構成になってます。
 (カラーページに露理(数年後ver)頻出)
 
 多少物足りなさはありますが、ギャルゲを終えた後のビジュアルファンブックのような、オマケ的な感じで捉えられるなら十分に満足出来るものになってると思います。
 また、ひんぬーでショートカットな「なお」は個人的にツボでした。
 
 ちなみに本編からは露理と○○、あと作者、が登場するくらいなので、その辺りを期待してる方には残念かもしれません。
 
 
   
アニメの技術に関してはあまり文句言いたくはないんだが、キャラの容姿が少し崩れていたり、枚数が少なく感じたり、背景も簡素だったり…。本編よりも、映像特典の方が時間が長かったり、力が入っていたりと、主客転倒と言う感じがしてならない。
 それは兎も角、アニメ本編に目を向けても最終回の急展開にうんざりするなあ。
 なじみの当初の目的だった稼ぐ事がいつの間にか摺り変わっていたことが驚き。
 
 
   
 豪快な作画崩れをした事で有名な作品でして、流石にDVDでは直すのだろうと思っておりましたがどう控えめに見ても直っているように見えない。
 なので酷評されるのも当然だろうとは思いますし、本編目当てで御購入を検討の方でしたら回避を
 お勧めしますが、実写パートの部分は割合に充実している。
 テレビで放送しなかった部分もおまけとしてふんだんに盛り込み、本編以上の長さを有する。
 そこを目当てで御購入を検討の方でしたら別に問題ない。
 むしろ上等な作品でしょう。
 市場評価的に本編と実写部分のどちらに重点を置くかで評価が分かれる作品になろうと思いまして
 丁度半分の星3つにさせてもらうのが妥当な評価だと考えました。
 
 
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