パパイヤパラノイアのフロントウーマン(SINGER/SONGWRITER)石嶋由美子。今も現役活動を続けている誠のパンクスである。その才能と偉業を正当に評価するならば、「日本のパティ・スミス」という冠は彼女の金髪頭に最も相応しい。J-GIRL'S PUNKの歴史考証において、このバンドはマストである。必須アミノ酸であり、盆と正月である。 この二枚組みアルバムは、J-GIRL'S PUNKの歴史・パパイヤパラノイア18年間の暦を全37曲で一気に紐解いてくれる。ジャパンで一番先鋭的な乙女たちの足跡。 一枚目は、筋肉少女帯とBOOWYを坩堝にぶち込んでゴッタ煮したようなハチャメチャパンク。荒削りで自暴自棄なバカロックのオンパレード。 二枚目からは、石嶋楽曲のウィットとペーソスが醸熟を増していき、結果としてサウンドも一段とポップ&洋楽的に変化する。そのポップさ加減といったら英国のXTCを彷彿とさせるような洗練されたカッコよさである。中盤には、ささやくようなスローバラード「地球のまんなか」など鳥肌ものの名曲も控えている。しかしこの程度でパパイヤパラノイア18年の変化は終わらない。後半に近づくに従いサウンドはデジタル化していき、ハードコアテクノまで飛び出してく。呪詛のように唸りまくる「玉響」はこのアルバムのハイライトだ。 そしてパパイヤパラノイアの歴史はまだまだ現在進行形である。このアルバムを熟聴した暁には、破壊と癒しが絶妙に共存する彼女たちのライブにぜひ足を運んでみてほしい。魂のパンクス石嶋由美子の「声の力」に、ぜひ遭遇してみてほしい。きっと人生は楽しくなり、もっと音楽が好きになる。
セリフらしいセリフがほとんどありません。(中国以外の)東アジア・東南アジアの人々特有の、「目で語る」というのでしょうか、東洋人の沈黙の美しさと謎めいた雰囲気が醸し出されていて、とても素敵でした。
物語は、よく考えてみると丁稚奉公の働き者の少女が美しく健気に成長し、ひたむきに尽くすことで優勢な恋敵から初恋の男性との恋の成就を成し遂げるというストーリーなので、「おしん」に通じる正しく生きることは報われるのだ、とかいう、そんな感じです。
しかしながら、少女のかわいらしさと美しいけれど愚直にしか成長できない姿に、見た人は夢中になっていきます。何度も見ましたが、詳細なところまでよく考えられているなぁ、と監督のこだわりに感心します。
ハリウッド映画のような面白さはないけれど、とても価値ある映画だと思います。
実は日本で売り切れ状態だったので、ベトナムまで行って買ってきました。ホント、何度も見てください。ステキですよ。
ダイエット本の中身以前に文章が読みやすい。 本を一所懸命読むと肩こりするはずが、不思議とリラックスできました。 文章は本好きの方にはユル過ぎると思いますが、自然体の語り口調で 好感が持てます。何より大らかな人柄がとてもよく出ています。 内容としては、要するに健康的に焦らず無理せず・・・と基礎の基礎。 でも取り組み方、姿勢は目からウロコです。 簡単なことですが、ダイエット=体重減らせばいいじゃん、と陥りがちな 呪縛から解放されます。
はなやかなパパイヤの香りがとてもいいです。泡立ちも良く、全身、特に洗顔にもOKです。暫く使用すると肌がしっとりもちもちしてきて、くすみも取れてきます。なくなりましたら、またオーダーします。
どこからともなく流れてくる音楽、楽器音であったり、現代音楽風の背景音楽であったり。 そして日常生活音、調理の音、水の流れる音、コオロギの声、死者を慰める木魚 これらが入り混じる中で、遠慮がちに密やかに交わされる会話たち。
瑞々とした映像とともに、ゆっくりと過ぎていく時間。小さな命たちの煌めき 緑の滴り、ミルクのようなパバイヤの茎液、溢れ、流れる水。 そして、水のように流雅な女性たちの身のこなし、、、。 男の、そして姑の、或いは過ぎ去った時代への鎮魂、
「つくす歓び」という東洋的なテーマが現代の女性たちに受け入れられるかどうかは別として トラン・アン・ユン監督の意図は伝わってくる。 彼が青いパパイヤに込めた意味とは、、、。 少女の成長と知への目覚め、あるいは官能への、、、。
まったりしたいと思ったらこの映画、豊かな時間の流れを味わうことができる。
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