ギターサウンドを交えた音はメジャーの頃を思い出させます。
全体的には良いのですが、ややメロディの運び方や繰り返し方がマンネリ。それが良さと言われればそれまでですが。
ボリュームや内容的には名著「ゾンビ映画大辞典」の続編と言うべきものであるが、著者の中にゾンビ愛の足りない人がいるようで、完全な受け狙いだけの映画レビューがあったのはガッカリした。(バイオハザードと言った超メジャー作品のレビューだからかも知れないが・・・) とは言え、ゲテモノ扱いのゾンビ映画に対して真正面から取り組んでいる紙面作りには好感が持てた。 ゾンビ映画好きは「ゾンビ映画大辞典」と共に揃えるべし!
インディーズのmiwaシリーズも大好きな曲はあるのですが何回もアルバムを繰り返して聴きはしませんでした。個人的に「まよいなく」の必死さやメッセージ性が忘れられなかったのもありますが。
今回はアレンジの幅も広がり、洗練された印象ですが、なにより笹川美和の味わい深いメロディと歌詞のよさが出ていると思います。 キレイめにまとまってはいますが、NYにて、魔力、アネモネは個人的に当たりです。最後の家族の風景もイントロ〜歌い出しで彼女の世界に持って行かれます。
過去のような激しい感情を描いた歌詞やフックのあるメロディはありませんが、美しくよくまとまったいい作品だと思います。
これまで坂本真綾さんのインタビューをたくさん読んできたけど、こんなに楽しそうに、かつ突っ込んだ気持ちを語っているのは初めてかもしれない。
『シンガーソングライター』という全曲作詞作曲のアルバムを出したばかりの興奮も伝わるし、そこに至までの長い、そして多様なキャリアを積み重ねる中での様々な想いを深く感じとれる。 特に長い間、彼女を見守ってきているファンの人にぜひ読んでほしい。私もその1人。
本誌は新潟にある出版社が25年前から発行している音楽インタビュー誌らしく、私は今回初めて読んだが、本当にすばらしい。編集長自らがインタビューし、原稿を起こしているからこそのクオリティ。プロの編集者の力を感じる。
そんな雑誌だからこそ引き出せた坂本真綾の魅力が詰まっている。ファンにとっては永久保存版だろう。
都会の灯は名曲だと思います。 情景がすんなりと浮かびます。 声がまたいいですね。 良いと思います。
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