サムクックという黒人シンガーが、一介のシンガーにとどまらない人であった事を知るのに非常にわかりやすいDVD。 同時代を生き、そして魅了された人々によるインタビューが素晴らしい。 入門編だけれど、私自身このドキュメントではじめて知ったエピソードもあり、ある程度のマニアでも楽しめます。 サムを語るミュージシャン達、彼ら自身が音楽界の超一流。 サムは彼らの一部となり、その死後もソウルミュージックを形作ってきたという片鱗を見る事が出来ると思います。 彼が「Mr. Soul」と自他ともに認める所以です。
歌っている映像が断片的なのは非常に残念ですが、それでも彼への魅力は十分に伝わります。 今ならかつて見る事の出来なかったテレビ出演映像もYoutubeなどで見れますので、そちらで補完すると良いと思います。
今号は、さすがの内容です。
サム・クックは、例の紙ジャケの頃だけにかたよらず、全体像を見事に描き上げ、さらには、マニアでないと、と思うようなスペシャルティ・レーベルの頃の特集まである。すごい。
そして、なんと、スマイルボックスの再特集である。これが、また良い。お高い日本盤ボックスを買って、そのあまりの解説等のひどさに泣いた私には本当にありがたい特集でした。
トッドの特集もこれくらいの騒ぎようでいいんじゃないでしょうか。
さて、次号はウォールの特集。狂気ボックスがひどかっただけに、輸入盤で済ませようと思っている人も多いのでは。私も輸入盤なら買おうかなとも思っています。さて、レココレがどんなふうに切り込んでいくのか楽しみです。
ロックはなんとなく好きだけど歴史や分類には詳しくないレベルの入門者にとって、ロック史上の人物が演奏し、語り手として登場する映像が観られる本作「ヒストリー・オブ・ロックンロール」は、初めの一歩的な作品として重宝するでしょう。確かに、演奏シーンやインタビューが細かくカットされているために集中力や関心をそがれる部分が一つの欠点として挙げられますが、多くの方はこの DVDをきっかけにして各ミュージシャンの作品を視聴することになるので、そういった機会を与えてくれる点でいえば、本作は全てのロックファン必見でしょう。 何度も楽しめる作品なので、ロック好きでこの BOXに興味を持ったら、即買いして間違いないと思います。
I hear something sayin'〜♪
そう。Samの歌声だ。
50年代アメリカで、それこそ音楽史を変えた、
ひとりの黒人。
彼の深く、澄み渡るようで、どこか切ない歌声は、
海を越え、
時代を超え、
私の元へやってくる。
現代でSam COOKEの歌を聴く機会など、まずないだろう。
しかしながら、あなたはこの商品を参照している。
もしSamを聴いたことがないのなら、まずはこの商品をお勧めする。
このCDには何曲か重要な楽曲が抜けているが、CDとしては十分完成されている。
もしこのCDを聴いて、Samに魅せられたのなら、他の楽曲を探してみるといい。
2枚組みで700円て最高です。音も良くて線の細い感じがあまりなかったです。
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