ゲームのストーリーがどのように小説化されるのかと楽しみにしていましたが、なかなか面白いのではないかと思います。キャラクター設定などは、ゲームに完全に忠実というわけではないので「少しでもゲームと違いがあると嫌だ」という方にはあまりお勧めできませんが、そうでない方には是非読んでいただきたい作品です。イラストも細部まで丁寧に描かれていて綺麗です。
エイリーク、エフラム編含め全マップの攻略が写真付きで載ってます マップごとに主な攻略ポイントもしっかりつかんでいて、初心者でも分かりやすいです
あと、全ユニットのクラスとその特徴もとても丁寧に書いてあるので それを見ながら事前に「どのキャラをどのクラスに育てるか・・。」などの計画を立てやすかったです
とりあえず、これ一冊あれば十分攻略できると思います
今回は2人の主人公が登場し、物語中盤でそれぞれのルートに分かれて別の物語を楽しむことができます。 エイリーク編とエフラム編、後者のほうが全体的に難易度は高めです。というかエイリーク編はFE全体で見てもかなり難易度が低い方だと思います。 その上物語が外伝も含めて全23章で終わってしまうので1周目を終えた時は「あれ、もう終わり?」という印象でした。 2人の主人公両方のストーリーを遊べば充分なボリュームと言えるのですが、片方だけだと前作までの封印や烈火に比べて不足を感じます。 比較的安全にレベルを上げられる救済措置もあることから、初心者にもおすすめです。難易度の低さ、物語の短さが手軽に遊べる長所になります。
そんなちょっと「ヌルめ」な印象の本作ですが、実は他のFEにできない楽しみ方もでき、安易に評価を下すことはできません。 本作はクリア後も楽しむことのできるFEです。クリア後も遊べるマップが多数用意されており、封印のエクストラマップなどとは異なり今まで通りに攻略・育成を行うことが可能です。 しかも本編より遥かに難しいマップも用意されており、本編で物足りなければさらに育成してこちらに挑戦するというのも勿論ありです。 他にも、クラスチェンジ先が分岐していて、より自分好みの部隊を編成することができるようになっています。本作は、FEの中でも自由度が高い。 新登場の上級クラスや敵キャラクター(主に魔物)のグラフィックも新規に描かれていて、従来のものに劣らないぐらいよく動きます。 公式でも難易度が低い扱いを受けた事のある本作ですが、「むずかしい」モードのエフラム編は従来作品と比べても遜色ない難易度だったと思います(救済措置を封印して…です)。
しかし、私の周りで聞いたのは必ずしも良い評判ではなかったのが残念です。個人的にGBAのFE3作で最ものめり込み、1周のプレイ時間が100時間を超えたのはFEシリーズでも本作だけです。 特にFE慣れしている方なら2周以上遊ぶこともザラでしょうし(エイリーク・ヘフラム編両方とも遊べる)、縛る(使うユニットなどを自分で規制する)ことで難易度調整を図るのもお手のものなはず。 FEならシミュレーションとしての歯応え、本編のボリュームを優先すべきだというのも理解できますが、上で述べたような楽しみ方があると分かれば、本作もあながち悪くないものだと思いませんか。
攻略というよりデータ集として考える方が良いかと。 支援会話の発生ターン数や、パラメータ成長例などが載ってるのは○。 一度クリアした方向けの本でしょう。 ただ、戦闘、戦術の章の最速ターンクリア、パラディン一騎クリア、王族のみクリアはかなり無理がありますし、一部ユニットの限界能力値と、上昇能力値が載っていなかったのが不満です。
FEあるきかたシリーズも3つ目になりました。 前作、前々作とシステムがほぼ似てるだけあって、ネタが恒例化されているのもあります。でもそれは大抵攻略の手助けにもなるのでうれしいです。例えばパラメータ上昇例や、支援相手、お金の節約、など。 前作が続きのシリーズであって、あまり変わっていないこともあり、前作あるきかたはあまりおもしろくなかったのですが、今回は違う話でもあり、エクストラマップも登場、クラスチェンジの分岐などもあり、聖魔の光石オンリーネタもそろっています。また、新しい試みもやっているみたいです。 でも、GBAでシステム変わってないので封印の剣みたいな新しさはないです。読み物としてならおもしろいです。
|