世界中の子どもたちから、サンタクロースに届く手紙には、「うちには煙突がないんだけど…」という内容が多いという。 そんな子どもたちの不安に対して、サンカクロースの返事は、どんなドアや窓でも開けることのできる星を持っているということだった。 そんな大切な星をどうやって手に入れたのか… 人間味あふれるサンタクロースの描写ももちろん素敵だが、暖かい話にぴったり合う挿絵もすばらしい。
下の息子が1年生になったので、本を読むように促していたのですが読むのを嫌がりました。 図鑑は好きなのに物語は全く読まない子で、音読させてみるとなんとも情けない状態でした。 何か対策を、と思い選んだのが「のはらうた」です。 漢字はなく、自然の四季を感じさせるとても素直でやさしい詩集です。 彼の理解力、集中力にちょうどよく、大喜び。何度も声に出して読んでいます。 とくに「かまきりりゅうじ」は名作ですね。 楽しく読んでいるので、もう一歩踏み込んで大きな升目のあるノートに清書する という作業も促してみました。とても短い作品もあり、習い始めたひらがなの ちょうどいい教材となります。改行やカッコ、・などを見たままに写すって意外と大変だし、 集中力がいるんですよね。
もちろん純粋に詩集としても素晴らしい一冊です。レイアウトも余白の具合もやさしい気持ちに してくれます。お勧めでです!!
超がつく天然ボケOL、広田りえを中心としたドタバタオフィスコメディです。 この作品の何よりの魅力は、とにかく広田りえというキャラクターです。 彼女のボケは正直、「ありえない」レベルのものですが、大爆笑を誘うものばかりです。 フキダシでなく、書き文字で表されたセリフから感じられる、ほや~っとした雰囲気と、少々毒のある彼女のボケのギャップが、実にいい感じになっています。 周りのキャラクターも、1巻のころは比較的おとなしく、広田さんの突っ込みに回っていましたが、4巻になってくると、ふっきれてきて広田さんにも負けないめちゃくちゃぶりで、すごいことになってきます。 ツボにはまれば、アゴが痛くなるまで笑えます。 4コマまんがで大爆笑がほしい人、ぜひ読んでみてください!
この少年たちの、まっすぐに切りそろえられた60年前のような髪型がまずおかしく
てしかたない。
それから、変な髪形をして変な服を着たした少年たちが、田んぼでハレルヤを歌う
シーンも見ていておかしくてしかたない。田んぼの中の少年たちの配置も絶妙だ。普
通なら整然と整列して合唱するところだが、そうではない。ところどころに少年たち
がかたまって歌っている。意味がわからないが、えもいわれぬ笑いがこみ上げてくる。
映画館では、笑いをこらえるのがたいへんだった。
しかし、この髪型に疑問を持たず過ごしていた少年たちは、自分にとっては他人事
ではない。自分は20年前小学生だったが、毎日登下校の際には白いヘルメットをかぶ
るのが決まりだった(交通事故防止のためということであった。)。これが全国標準
でないと知ったのは、大学生になってからである。(^^;
この独特のほのぼのした妙な雰囲気を作り上げた監督はすごいと思う。仮にこの世
界観にはまれなかったとしても、この映画を見ると子供の頃のことがリアルによみが
えってくる。特に、男の人はかなり懐かしい思いを持つのではないか。
また、少年たちの慣習へのささやかな抵抗は、「ぼくらの七日間戦争」を少しだけ
想起させる。少年たちの成長を見ながら、少年たち、がんばれと声援を送りたくなる。
そして、見終わった後はさわやかな気分になれる。
けど、東京から来た転校生の坂上くんがとにかくかっこいい。こういう小学生になり
たかった。いや、せめて友達になりたかった。
アニメではなかった、蔵馬と飛影の出逢い編「ツーショッツ」が、個人的にとても大好きです。 ただ、幽助役の声優・佐々木望さんの声が、本編から約10年経っているからか 地声がとても低くなっていて、幽助らしさが欠けてしまったような気がします。 幽助ファンの方は正直不満かと思います・・・。 でも私は、その点を除けばとても満足しました。
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