不況で解散の憂き目にあったオーケストラ・中央交響楽団と、彼らを再結集した謎の老人・天道徹三郎の物語を描いた、さそうあきら先生の漫画「マエストロ」の2巻が1巻からおよそ2年半弱を経てようやく出ました。1巻の後、ネットで続きが配信されたのを読んでましたが、やはり単行本として出版されたのを読むと感慨深いものがあります。
さて、1巻に続いて相変わらず天道の罵声混じりで破天荒な指揮に振り回される中央交響楽団の面々ですが、それでも彼らの演奏は日を追うごとに磨き抜かれていく過程が描かれています。また、そんな中で中央交響楽団のメンバーそれぞれの悩みやその他悲喜こもごもが織り込まれ、それが音楽として現れるのが上手く描写されてます。そしてこの巻で、今までほとんど素性の知れなかった天道の過去が一部ですが出てきますので、そちらも必見です。
「のだめカンタービレ」のドラマ化でクラシックへの関心が高まっている昨今、同じくオーケストラを描いたこの作品、今年の春公開される映画「神童」の原作者の作品だけに、こちらも映画かドラマになるだろうかと期待しています。
原作は読んでません。設定からしてショッキングで赤裸々な映画でした。
ストーリーは確かに現実離れしてますね。
あの母(宮崎美子さん)にして娘の変化に気付かないというのはやはり変かな。
主役の娘役の甘利はるなさん。イマドキな小学生っぽさが随所に感じられました。
難役を見事に好演されています。今後も注目ですね!
彼女は今作がデビュー作で、新人賞を獲得したそうですがそれも納得です。
脇を固めるキャストも何気に豪華です!しかし役柄のせいか彼女らの魅力は封印されてます。
甘利さんに持っていかれている印象です。
上野樹里さんに至っては何秒の出演だ?
もうちょっと感動的な話だと良かったと思いました。
命の尊さをテーマにしていると思うのですが、伝わってくるものが無い!
偽善的にさえ思えてしまうのは、脚本の悪さ故か...。
イマイチ心に響くものが無かったですね〜。
コドモには観せらんないな(笑)
「秘密基地」と聞いてドキドキワクワクしない人はいないと思うけど、
この短編集に作品を載せている人たちも自分と同じような気持ちになっていたのかと思うと、すごく嬉しいですね。
気になる人の名前を見つけたら、ぜひ手に取ってみることをオススメします!
凝った作りの装幀も、イイ感じです。
基地のありかは秘密だけど、この本の存在はおおっぴらに公開中!笑
もっと評価されるべきです!!
神童に続くさそうあきらの音楽ものの2作目.
アクションがリニューアル休刊される時期に連載されていた作品. クライマックスを迎えつつあった時期にアクションがリニューアル休刊を迎えてしまったという,まさに不遇の作品. 当初,書き下ろしも含め,まとめて発売されるという話だったが,結局一度には出せなかったらしい.
内容は,さそうあきららしさが漂う,不思議な人物により,ちょっと疲れた人々が再生していく,というようなもので癒される. 私はオーケストラに関して詳しくはないので,そのあたりの内容が適切かどうかわからないが,ストーリは面白い. 連載時に描かれなかった天道の本当の姿が描かれるであろう2巻に期待したい.
なんだか非常にストイックな青春映画。まるで、パンクを聴いたみたい。一見とっつきにくいけど、すごく普遍的で楽しめました。原作の良さを活かしつつ、役者の個性が発揮されてました。銀杏BOYZの主題歌もぴったり。タイアップばっかりの大手映画と一線を画していて、すっきりしましした。もう一回、高校生になって告白したい気分です!
|