赤軍の俊英・トハチェフスキー将軍に対するスターリンの猜疑心を 察知したドイツ情報部は、赤軍首脳をスターリン自らに抹殺させ 来るべき対ソ連戦に備え赤軍を弱体化させるべく罠を仕掛けるのであった 大粛清そのものではなく、大粛清に至るクレムリン内部の権力闘争・ ドイツ情報機関による陰謀とチェコスロバキアを舞台とした工作活動に 焦点をあてた本です。
これがこの本の題材です。”トハチェフスキーはソ連邦の赤い軍事独裁者、「赤いナポレオン」になろうとしていたのか?”。トハチェフスキーは近衛隊に徴兵され、第一次世界大戦でドイツの捕虜になり、その後脱獄して、赤軍としてロシア革命後の対共産主義戦争を支えたソヴェトの英雄。が、冷徹な独裁者に処刑されてしまう。そしてそれはスターリンの大粛清のほんの序章だった。そしてナチスドイツがその熾烈な攻防に噛んでいた。突拍子もなさ過ぎるが、興味はそそります。 ハイドリッヒがドイツの為の謀略を考え付く、ソヴェト赤軍の赤い星トハチェフスキーを偽書で嵌め、ソヴェト赤軍の無力化を計かる。そこにロシア帝国軍人で落ちぶれたスコブリンなる人物に目が留まる。一方時代を遡りソヴェト赤軍トハチェフスキーは第一次世界大戦をドイツの監獄で過ごし、シャルルドゴールらフランスの将校と友好を温めながら、脱獄を準備中、脱獄に成功した彼はボルシェビキに付き、赤軍将校として多大な戦果を上げ、赤軍の強化を成功させ、赤軍の政治的発言力を高めていった。 翻訳者が良いのか、著者が良いのかすらすら読めました。少々疑問や、矛盾はあるものの、著者の入念な取材、調査は歴史の息吹を感じることも出来、なかなか興味深い本でした。
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