結構切ないバラードです。一応アニメ「精霊の守り人」のエンディングになります!!通算5枚目のシングルになりますね。
私は、デビュー曲からずっと聴いてきましたけど、これからの活躍も素直に期待したいです!! 評価は言うまでも無く、文句なしの5!!
主人公バルサの幼少時代がこの本で明かされます。この本を読むなら、絶対に「精霊の守り人」を読んでから!! じゃないと意味もわからないし、おもしろさも半減してしまいます。 前作ではメインで登場していたチャグムが、この物語のなかには登場しません。チャグムファンには少し寂しいかもしれませんが、内容はとてもおもしろいです。 この物語には、専門用語が出てきますが、単語の意味もちゃんと載っているので大丈夫です!
積読で、やっと読み始めました!
緊張感のあるストーリーで、この巻を一気に読み終えてしまった。
「精霊の〜」から全ての巻を通して、チャグムがどんどん成長していく姿は逞しくもあるけれど、ちょっぴり寂しいかな。
この巻の個人的な見所は、バルサがチャグムに追いついたときのシーン。
テンション最高潮!
チャグムの名を叫ぶバルサの姿が目に浮かぶよう。
チャグムの危機に、チャグムを追いかけるバルサの緊張感がヒシヒシと伝わってきた。
それに、バルサ自身の危機にも、「バルサなら大丈夫!」という安心感が相変わらずある。
だから、チャグムにバルサが追いついたときは「もう大丈夫」という安堵を感じずにはいられなかった。
そして、これからまた「精霊の〜」のように、二人の旅が始まるんだなぁ。
チャグムもバルサも、完璧なヒーロー&ヒロインではなく、身分も関係なく泥臭く地べたを這い蹲るような経験をしながら成長しているのが、敵も味方も読者も魅了してしまうところなんだろうな。
次巻が楽しみ!
これから読むけど!
一話一話に使われる音楽がとても新鮮なものから斬新なものまで様々。一曲一曲が本当に奥深い作りになっていて、胸に残ります。 川井憲次氏は今までに本当に様々な作品を手掛けていて、どれも必ず胸に残る音楽を作られてきています。 が、今回の『精霊の守り人』は過去のものとは比べようにも比べられないほど、素晴らしい出来に仕上がっています。
今回の作品は前半部を飾る音楽集になりますが、特に素晴らしい音楽と思えるのが戦闘シーン。3話目の序盤に使われた曲や6話目の敵に追われるシーン等の音楽はまさに日本独特の雰囲気に川井氏の腕が唸ります。 作品を観ているこちらは作品を目で追い、音楽を耳で追う感覚になりますが、それほどどちらもクオリティーが高く、気付けばタイナカサチが歌う「愛しい人へ」が流れ始め、一話30分なんてあっという間。
少し残念なのがエンディングの「愛しい人へ」がフルバージョンではないことです。とは言っても、作品自体もすごければ音楽自体でも、それに勝るほどの力量なので十分に満足のいく音楽集になっています。大袈裟だと思うかもしれませんが、聴けば一発で胸を撃ち抜かれます。 まずは作品を観賞していただいてからの方がよりリアルに聴こえてくるはずです。
次回作も期待したいです。お薦めします。
なるほど、こんなに濃密で激しい恋愛を本編中に挿入すれば、物語に障るかもしれない。そう思うほど、それぞれのキャラクターの背景や心情を掘り下げてある。こんな話が作者の頭の中にはちゃんとあったんだなぁ。 底無しの孤独と虚無感を抱えたイアルに、「生きることをあきらめたくない」と身をよじって泣き、すがるエリン。辛い恋を経ても尚、知識を得る喜びに震え、学問を追求して顔を上げる若き日のエサル。歯を食いしばって生きようとする二人に、なまくらな自分は圧倒される。 イアルとエリンがどんな風にして結ばれたのか。ずっと気になっていた、その部分をイアル視点で読むことができて楽しかった。
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