まあ正直教育テレビ(Eテレだっけ?)の土曜朝枠なんて誰得なんだよって話なんだけどさ。 それはいいとして、今巻はなかなか読み応えがあったぜ。男の娘まで出てくるぜ。 誰とでも仲良くなれるのがともおのいいところだよな。 あと暗算披露したり発明の偉大さに気付いたり若干賢くなってるぜ。 それにプラモすらろくに組み立てられなかったのにあんなもん組み立てたり、どうしたともお…!? 前半面白いけど後半失速してる感じかな。 みつおって交換日記の相手が君子だって気付いてなかったんだっけ。
とある中学校の文化祭にまつわる物語。ストーリーの序盤は思春期の少年少女に特有の 「イジメたりイジメられたり」「好かれたり嫌われたり」「友達が出来たり孤立したり」 の人間関係がリリカルに描写され、 「この作品はストレートな青春モノかな?」などと思わされたりしますが、 文化祭の中で行われる奇祭【泥祭り】がフィーチャーされ始めると、小田作品に頻繁に見られる “日常のすぐ隣にあるサスペンス” “壁一枚隔てたすぐ近くにあるシュール” の真骨頂の様な展開となります。
5年前の在校生の少女・チカの謎めいた死を巡って、女教師や用務員の過去/トラウマなどが語られ 絡みあっていく様子はなかなかシリアスで、上質な人間ドラマの様相。 それでいて、文化祭前夜に訪れた「一陣の疾風の様な出来事」をオリジナリティー溢れる 表現と演出で「軽やかなエンタテインメント」として読ませる手腕、さすがです!
本編以外に1ページから10ページのボリュームの短編が9本収録されており、こちらも 山の中の雀荘や都市伝説になりたい男たちや警官もどきや温泉もどきやナメクジの医者など… 自由過ぎるキャラ/シチュエーションで楽しませてくれます。 かなりお得感の有る一冊ですよ!
1.シリーズ最大のページ数。
2.表紙連載シリーズのまとめ収録。
3.制作秘話に未発表設定画が満載。
4.麦わら劇場4話収録
これはお得感たっぷり!
と思われるが。。。
1.厚くて(小さな手の子供は)手で持って読みづらい。
2.コミック全巻を持っている人には不要。
(物語のダイジェスト解説があるが、
表紙連載に関わる部分に限っている)
3.これは嬉しいです。
4.まぁ楽しけりゃいいやね。
そして
すでに他の方がレビューされていますが
60巻以降のネタばれが…
これは驚いた。
連載を我慢して、コミックで一気読みしている人にとって
物語の展開がわかってしまうことが、どれほど失望することなのか。
「全巻買うお金のない子供の為に」
無料webを立ち上げたり、安価で物語のダイジェストがわかるように
このシリーズをだしているという読者思いの作者の配慮があったとは思えない。
残念です。
毎回わくわくしながら2ヶ月先の新刊発売を待っている多くの読者がいることを
編集者は肝に銘じてほしい。
わくわくするアツい物語を
思い出し笑いする小ネタを
胸が苦しくなる悲しいドラマを
そして、「そうだったのか!」と
読者の予想を軽く覆すの展開を
楽しみにしているのですから。
V.A./Cover of Fun
クラブアーティストの登竜門的イベント“CandyFlava”がセレクトした、新人実力派4人のシンガーによる、90年代のJ-POPカバーアルバム。オリジナルは、問答無用の超ヒット・ソングばかり! スピッツ「ロビンソン」、 MISIA「Everything」、ミスチル「Tomorrow never knows」、小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」など等、女性だからこそ表現できる、甘く繊細な息遣いで、ラバーズテイストにスムースカバー。寒い冬に、心温まる1枚です。
1巻から2巻まで「諸堀温泉」を舞台にいろんな人間のエピソードが語られます。 一応主人公らしい人はいますが、語られるのは「団地ともお」と同様にいろんな人間たちです。 何もない町が舞台なので、「団地ともお」とは違った乾いた雰囲気がいつにもましてとても地味ですが、 「団地ともお」とかぶっている感じのするネタもあるので、逆にもっとブラックなネタを仕込んでも良かったように思います。 掲載誌はジャンプらしいですが、かなり異色なこの作品を読者はどう評価したのかな。
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