2002年リリース。スティーヴスミス(Dr)・フランクギャンバレ(G)・スチュアートハム(B)によるプロジェクトというよりはバンドの3作目・・・98年・00年・02年とコンスタントなペースでのアルバムリリースなので、このメンバー構成は大変手ごたえがあったのでしょう。ヴァイタルインフォーメーションでは渋い方面に向っていますが、スチュアートハムのロックなフィーリングが影響してか、元気ハツラツなグルーヴ感溢れる仕上りになっています。フランクギャンバレのギターが結構ロックするので、とにかく良いです。スチュアートも、ジョーサトリアーニとのアルバムと比べるとあまり制約がないせいか、伸び伸びと自分のテクニックを披露している印象です。前作よりは、気持ち明るい曲が多いかなあ。3・4・8はフランクの曲で、すべてアコースティックで弾いています・・・3曲目なんぞは約10分の曲で、各メンバーの味わいあるソロを楽しめます。いつも思いますが、スティーヴスミスがJOUNEYで叩いていたなんて、今となるとなんか信じられませんよね(笑)。このバンドのメンバーを、私は全員好きです!!
一番の見所はエコノミーピッキングを使った高速ペンタトニックフレーズだと思います。エコノミーを使いフィンガリングを工夫すればここまで早く弾けるのものかと感服しました。練習曲も2曲ほどあり楽しめますが全体的にみて譜例が少ないのが残念です。
今作は、1作目のような偶発性や2作目のような作りこまれた複雑さはやや影をひそめて、ストレートで聞きやすい作風にしあがっています。ということで、はじめて聞く人には3作中今作がおすすめです。 聞きやすいとは言ってもテクニック的には相変わらず超人的で、各人のソロはもとより、圧巻だったのがフランク・ギャンバレ(g)とスチュワート・ハム(bs)のユニゾン。何曲かで聞くことができますが、ひとつの音に聞こえるくらいに息がぴったりで(高度にテクニカルなことは言うまでもなく)、さらにスティーブ・スミス(dr)がプレイをいっそう引きたてています。 サウンドプロデュースの面でも今作は過去2作と上回る出来になっています。イチオシ!
フランクガンバーレの88年ベイクドポテトで行われたライブを収録したアルバムです。サウンド的にはフュージョンですが、pやsaxがフューチャーされていることもあり、かなりJAZZのフレイバーがするものになっています。 アルバム的には、keyのケイアカギ、saxのスティーブタバリオーニの奔放なインプロヴィゼーションに触発されたのか、オリジナルアルバムではそれほど過激でないガンバーレが攻撃的に、鋭いフレーズを繰り出すのが印象的です。3人を支えるリズム隊も強力で、g、key、saxの掛け合いを楽しむことができるライブになっています。決してコーマシャルな内容ではないことを注意して頂けたら、ギタリストファン、インプロファンにお奨めのアルバムです。
一番の見所はエコノミーピッキングを使った高速ペンタトニックフレーズだと思います。エコノミーを使いフィンガリングを工夫すればここまで早く弾けるのものかと感服しました。練習曲も2曲ほどあり楽しめますが全体的にみて譜例が少ないのが残念です。
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