はじめてむらかわ先生の絵に接したのは単行本Ringletだった。
今もそれは宝物としてガラス扉のついた本棚・・・
ウチの本たちの特等席にある。
圧倒的画力の魅力!
プロの漫画家や絵師にもむらかわ先生のファンは多いという。
繊細で流麗なタッチ、正確なデッサン、
自然描写の見事さは読んでいて風を感じるほど。
そして何といっても芯の強い女の子のかわいいこと。
そんなむらかわ先生がいよいよ漫画稼業に本格的に乗り出したという。
その第一歩がこの虚数霊となる。
再コミックス化にあたり大幅な加筆修正も見て取れる。
並々ならぬ作品へのこだわりは健在と見た。
さあ、これほどの才能と同時代を過ごせる幸せを味わおうではないか!
『虚数霊』を最初に読んでから何年経っただろうか。手元には、青い表紙の旧版からある。 キャラクターや背景、小道具への丁寧書込み、作家性が読者に小気味良く伝わるストーリー構成、個性的ではあるが普遍性を兼ね備えている。 偉そうに書きましたが、ゴメンナサイ、このマンガ大好きなんです。 しばし、休載(?)されるそうですが、いつかまた、新しい展開を読める日が来るのを待っています。
レビュアーの皆さん色々な意見や不満が有るようですが、私はとても満足しています。 1章〜3章まで全て購入して鑑賞した感想です。
宣伝文句の引用ではありませんが、まさに「ヤマト愛に満ちた人達」によって作られた作品だと感じました。
“新作”とか“リメイク”ではなく、「現代版」という形容詞が合うと思います。
旧作に強い思い入れがある方には受け入れ難い内容もあるのでしょうが…… 38年前のアニメ創世記には表現したくても表現出来なかった部分を、丁寧に描き直しているだけだと思います。
旧作テレビシリーズ2〜3で登場するキャラクターを、主要メンバーと関連付けて随所に登場させているのは嬉しいですね。旧作を知っている世代の人が観ると、思わずニヤッ…とするシーンが散りばめられています。(制作スタッフの意気込みを感じます!) 個人的には、徳川サンと山崎サンが機関室で並んで作業している姿にジーンとしました。
この3章は、特に見ごたえある内容です。 2章のような派手な戦闘シーンはありませんが、繰り返し鑑賞したくなる内容です。
ヤマト乗組員たちの人物像が魅力的に描かれています。(アナライザーも含め)
いつも他人をバカにしたような薄ら笑いを浮かべている保安員の伊東が、真田サンに皮肉を言われ一瞬ムッとする場面とか… 戦闘シーンでない場面で、航空隊の篠原の腕前をそれとなく見せる演出が… 私は好きです!
それと…古代、南部、森、山本、の四角関係?の行く末も楽しみですね(笑)
最終話を鑑賞するまで、まだ死ねません。 生き甲斐が出来たので、出渕監督をはじめとした制作スタッフの方々には感謝の気持ちでイッパイです。
いわゆるインディーズアニメというのが商業に出だしてからいろいろあったけど、
それらは概ね、既存のアニメも相当見た 「理解あるお友達」 を露骨にターゲットにしていたように思う。
もし、なんかの偶然でこのページを見た人。お父さんお母さんから、働くOLさんまで、
是非Youtubeでチェックしてみてあげて欲しい。で、気に入ったら買ってあげて。
いわゆるアニメファンじゃなくても、
老若男女。あるていど普通にマンガやアニメを消費していた人々なら、誰にだって届く、
可愛らしさと、ポップさと、テンポのよさ、キャラクターへの愛情、真摯なメッセージ
が、満遍なく詰まった、とてもとても楽しい作品だから。
安いんだもん。
真っ赤な空をバックに、可愛らしくも毅然とした少女ちゃんのパッケージもナイス。
これにちょっとでも惹かれたら、是非。
本日初日、劇場で観ました。感想は「大筋の展開は旧作と一緒でだいたいわかってるのに、ドキドキして興奮」してしましました!絶対観るべし! 観終わって第一声「すんごいおもしろかった!」と叫んでしまいました! 第一章はプロローグであり、この第二章からが「ヤマト2199」という物語の本当のはじまりであるということがわかりました。 第二章はワープ、波動砲発射、ゆきかぜ発見、反射衛星砲にまつわるお話です。(ほぼ旧作どうりの展開)
何処が面白かったか?というと〜 ●戦闘シーンの作画のアングル、緻密なアイデアです!ミサイル発射、航空機戦闘シーンも素晴らしかったですが、 特筆すべきはヤマトが潜水活動に入るシーンです。第一艦橋メンバーが第二艦橋に移動して作戦が行われるのですが、もう手に汗にぎりました! 特に沖田艦長が帽子を後ろ前して潜望鏡をの覗くシーンがあるのですが、なぜかその姿に新しい「萌え」を感じました!!
●登場キャラが立ってきた!〜メンバーひとりひとりの背景や性格、セリフ、何気ない「クセ」が随所に盛り込まれ、物語が動き出しています。 第一章ではわかりませんでしたが、頼りなげに見えた古代って実はこんな人だったんだ!とか真田さんってこんな趣味!などなど発見がいっぱいです。
●音楽が素晴らしい!〜とにかく反射衛生砲戦闘シーンで新しいアレンジ(ヤマトテーマのだったと思うのですが?新曲かも?)曲が聴いていてゾクゾクしました! とにかくもう一度聴きたい!と思うくらい頭に響いて気分が高揚しました。
とにかくもう一度劇場に行くつもりです。大音量、大画面の迫力はなんとも言えませんでした!単純ですが、なんかもう面白すぎて幸せさえ感じました〜(笑)もちBDは予約しました! リメイクは賛否両論ありますが「2199」は、スタッフのやる気と緻密なアイデア・設定で批判も凌駕できる作品になると思います。
|