NW9のメインキャスターである著者が、「ニュースキャスター」の「核心」について自身の体験を踏まえて綴った書。前半は6章から成るエッセイで、後半は番組のHPに掲載したコラムの転記という構成になっている。
前半のエッセイは予想より堅い印象。「ニュースキャスター」としての所信表明とも取れる内容で、「ニュースキャスター」として自身が心掛けているモットーを中心に、ニュースを視聴者に分かり易く伝えるための番組の作り方、キャスター就任以降に起った様々な災害・政治問題に対する論評、番組の仲間の紹介等を盛り込んでいる。一方、東大野球部のエース→NHKの看板キャスターという華々しい経歴の裏にある失敗談を披瀝したり、現場主義を大切にして常に視聴者の目線で考える姿勢が伝わって来たりと、番組から感じられる著者の人柄もそのまま映し出されている。私は特に、スポーツコーナーで突然壊れる著者の姿が好きなのだが(そのキッカケは、青山前キャスターの「東大の野球部の選手は"伸びしろ"が大きいですからねぇ〜」との"伸びしろ"発言だと個人的に睨んでいる)、欲を言えば、もっと井上さんや廣瀬さんのエピソード紹介があっても良かったのではないかと感じた(井上さんの爆笑エピソードも一応載ってはいるのだが)。
後半のコラムは、ちょうど日本の激動・混迷期と重なった事もあり、この期間の優れた総括になっていると思う。全体として、著者と同年代への方への応援歌ともなっているが、読者層としては若者を強く意識している様子が窺えた。こうした時代だからこそ、世間で起きている様々な事象の「核心」を見て欲しいとの著者らしい熱い思いが伝わって来た。
時計自体は色違いで気に入りました。クロノ、分針、リュウズの色が黄銅色がいまいち気になった。皮バンドの黄色のステッチは、いいですね。
ワタクシも『BASEBALL LEGEND』目当てで購入しました。
この曲を作曲された久保田さんって、 本当に野球が大好きなんだなぁ ・・・(もしくは、野球というスポーツを知っているんだなぁ) と思います。
“カーニバル風”で始まるという、 あまりにも唐突なイントロに、まずビックリ。
そして、Bメロでのバイオリンとトランペットの 力強くはかなく、そして優雅なシンフォニーなんて、 心が疲れた時に聴くと、瞳に涙が。。。
そう、野球の真髄を見事に表現しているんです。
個人競技、団体競技の要素を併せ持ち、 そして“イッパツ大逆転”が可能である 野球というスポーツは、 我々人間が歩む“人生”そのものに とても近い一面を持っています。
そんな「野球」というスポーツの素晴らしさを、 見事に短い時間に凝縮させた『BASEBALL LEGEND』。
音楽史上最高の「フュージョンミュージック」やと、 この場を借りて“大絶賛”させて頂きます(^^)v。
他にも、もっともっともっと・・・短いのですが、 『0時のニュース(『NHKニュース24』)』の、 底はかとなく神秘的なメロディにも、心癒されます。
今度は、バラエティー・教養・クイズ番組テーマ曲 (『ウルトラアイ』のEDや『クイズ百点満点』のテーマ曲などが希望)などの “NHK音楽大全集”を聴いてみたいという気持ちに駆られたワタクシでした♪
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