こんなに嬉しいリリース情報は久しぶりです。 お約束てんこ盛りのコメディドラマでありながら、シリアスなバックストーリー、時に不条理でシュールな場面転換など、実に型破りで面白いドラマでした。 発売がホントに楽しみです。
これで「ムー一族」と合わせて「ムー」シリーズがDVDにてコンプリート出来ます。 このように過去のドラマなどのコンテンツがパッケージ化されるのは良いですね。著作権等の処理が困難なケースもあるようですが、ぜひこれからも積極的にリリースしていただきたいです。
どうしても見たくなって入手。
うさぎやの家族が本当の家族のようで、本当に仲がよさそう(特に拓郎と桃子)に見え、
誰もが素晴らしく絶妙な演技。
今の郷ひろみはつくられた感がありますが、この郷ひろみは青年そのもので、
つい、このまま真っ直ぐいけなかったものか、と思ってしまいました。
(時代の変化やニーズに合わせて、彼も変わっていったのでしょう・・・)
このドラマの兄弟、親子、ご近所の関係、言動に、非常に温かいものがあり、
台詞一つに涙し、現在は個人主義的な風潮ですが、こじれた人間関係の
うまい解決方法がかくされているように思いました。
うさぎやの子供たちは、全く大人です。
こんなに嬉しいリリース情報は久しぶりです。 お約束てんこ盛りのコメディドラマでありながら、シリアスなバックストーリー、時に不条理でシュールな場面転換など、実に型破りで面白いドラマでした。 発売がホントに楽しみです。
『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『ムー』……大好きなテレビドラマだった。その演出家であり小説家であり、5年前に70歳で急逝した「テコ」ちゃんこと久世光彦氏。彼と生活をともにした朋子夫人が、久世氏との出会いから別れまでを記したエッセイ集。
文章の素晴らしさに目を見張る。向田邦子の才筆を受け継いだような健筆ぶりは、平凡社のPR誌『月刊百科』に連載中から高く評価されていた。その名文で、これまで語られることのなかった久世氏の子供時代の話、毎日の献立など、ごく日常的なことが、静かに愛おしく、めぐる季節とともに綴られている。
朋子夫人が東京・銀座で経営するバー<茉莉花>(ジャスミン)の名の由来も出てくる「誕生会」や「春の別れ」。スキャンダルに巻き込まれ、愛犬と過ごした辛い一日を回想した「ナータへ」。老いへの憂いを<終戦の日>に絡めて見事に表わした「歳の差は」。父親を見舞うための帰省をきっかけに久世との旅を懐かしむ「おむすび」など22編。
朋子夫人が紡ぐ久世氏との記憶は、どれも切なく優しく、読んでいて胸が熱くなる。22歳の年齢差、妻子ある人との密やかな恋、未婚のままの出産、そして妻へ……30年以上にわたり、ひとつ屋根の下に暮らした二人の時間を書くことで、出会いと別れを、ゆっくりとやり直しているようだ。
久世氏が自作の昭和ドラマと同じく、自分の家庭でも大切にしていた昭和の暮らし。それを実現してきた朋子夫人の想いと献身が、悲しくも温かい。かわいい「テコちゃん」のまんまの久世光彦が、ここにいる。
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