マリエリセカンドシーズンも四巻目。時は流れながらも変わらぬ人々の営みが続く。アイゼルは実業家の道を歩んでいるし、ダグラスは本隊所属と言う話がいつの間にか副隊長になっていたり。妖精さん達も実力をつけ、ミリィはマイスターランク。後日談は続くよどこまでも?
新装版になって帰ってきた『マリエリ』の下巻です。
上巻後半で、マリーの冒険者仲間キリーさんが登場。
人間の母と魔王の父を持つ彼女は、魔界の勢力争いで傷つき、人界に逃れて来ました。
彼女を追って、魔犬シュトラーフェ、黒騎士ヴォルクもザールブルクにやってきます。
…ここまで聞くと、凄惨で壮絶な物語が始まりそうですが、そうならないのがこの作品の、あるいは『ザールブルク』という街の物語です。
みんな「すっとこどっこい」ですから。(笑)
アクション系の見せ場は、復活した2体の竜を退治するエピソード。
『マリーのアトリエ』のボスキャラの火竜フランプファイルをエリーとダグラス&エンデルクが。
『エリーのアトリエ』に登場した海竜フラウシュトライトをマリーとイングリド+ヘルミーナ両先生たちが退治します。
それぞれ相手を代えての竜退治、ゲームの頃からのファンには嬉しい展開です。
ちょっと大胆な事を書きますが・・
「性依存症」なる精神障害がありますが、朋美にはその傾向があったのじゃないかと思います。
実らないどころか「汚い」と言われた苦い記憶が残った初恋の思い出の反動なのか、
愛を希求し、多くの男性と関係を持ってしまう悲しいヒロインでした。
ありがちなテーマ、幽霊がいつ現れても不思議ではない日本の文化等々見どころはてんこ盛りです。
どの役者さんも感情を抑制した演技を披露していました。
そこが一番良かったですね。
懐かしい映画の1本です。 古代バビロニアの遺跡発掘時に、長き眠りから目覚めた吸血鬼(妖怪)ダイモンが、なぜか日本の伊豆半島に単独で襲来。(黒船襲来とかけた?) 子供の頃に観た記憶では「怖い映画」でしたが、今観るとぜんぜん怖くないし、ダイモンと闘う日本の妖怪たちが可愛いし、子供の味方でした。 映画の色彩は鮮やかすぎず、手作りの映画時代のよさが感じられます。 ダイモンが吸血した代官たちに憑依し、悪さをするストーリーですが、今ひとつ迫力不足だったり、ストーリー展開にもやや首をひねる「ツッコミ」所が多いかもしれません。 油すまし、から傘、ろくろ首、二面女、河童など、懐かしい妖怪が多く出演。 先日読んだ書籍によると、TVの「ゲゲゲの鬼太郎」との相乗効果を狙い、大映がポスト「大魔神」として、まず「妖怪百物語」を手がけてヒット。 その後、妖怪ブームが起こり、本作では「等身大の怪人もの」=後の「仮面ライダー」につながるエポック的な作品とのことです。 メニュー=目録、チャプター=索引の巻、予告編、妖怪紳士録など。
以前 連載されていたザールブルグシリーズの続編!
連載時に比べると若干作画が乱れてる気がしますが
それほど問題無いと思います。
連載終了時に大冒険の方向に進んでから終了しましたが
今巻からまた普通の人々の普通の生活が描かれています。
つまり原点に立ち返っている感じがします。
私のお気に入りのキャラはアイゼル・ワイマールです。
後に同じ越智先生による『グラムナートの錬金術師』に登場することになる
彼女ですがなにやら商売のほうに気が向いているようで・・・・
ですが今回マリーに『ちゃん』付けで呼ばれていた彼女ですが
ある話でマリーに初心を思い出させることになったようで(私なりの解釈ですが)
もう以後『ちゃん』付けで呼ばれることは無いと思います。
『グラムナートの錬金術師』を読んでいない方がいらっしゃったら
この作品を読んでからにすると一層楽しめると思います。
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