大林監督の少年時代はやっぱり輝いていました! 小さい頃、誰もが夢中になった、ノートの端の パラパラ漫画。 私の場合は、ここで終わった のですが、監督はここで終わらなかったのです。 家族、近所の人々、昔の日本の懐かしい風景。 日本人って、いいなあ、と思わせてくれる映画!
この監督の前作は見てないが、チラシを見て面白そうなので映画館へ。 全くの楽器素人の出演者が一から練習してビッグバンドのスタンダードを演奏する物語。私たち世代はかっての「上海バンスキング」の感動を思いだすが、この映画も期待にたがわず楽しめた。物語の舞台設定を山形の田舎の高校にしたのが成功要因のひとつでしょう。結果、この物語は嫌味なく、自然なリアリティを獲得している。友達のいない青春なんてつまらない。勉強ができなくたって、何か夢中になれるはず。女子高生達も予期せぬ形で、ビッグバンドのグループをつくる。そして、夢中になっていく。演奏にあたっては何ヶ月も合宿したそうだが、大変とは思うが、それ自体が楽しかったのではなかろうか。おそらくこの映画は、こうした訓練と並行して順次撮影したのだろう。みんなが上手くなっていくのがわかる。最後のコンサートはちょっとした感動もの。暗い話題が多い時代だが、人と人が繋がり、一緒になにかする、その楽しさが伝わってくる。形だけの祭りではなく活きた「祭り」の素晴らしさ。そして、人間は1人だけど1人では生きていけない、人間は孤独だけど1人ではない、そんなことも語っているかのようで、気持ち良く楽しめた映画だった。最近、日本映画もどんどんいい映画が出てきているようで嬉しい。
ああ、谷さんまでお亡くなりになってしまった!!
ハラホロヒレハレ、たまったもんじゃあござんせん!!
しかしこのCDには、その昔コーネリアスの小山田さんが、
友達だった、息子さんから聴かされた、
谷さんの秘蔵宅録が収録されているのですよ!!
一人でDJやって、チェイスの「黒い炎」をカバーしてる
とんでもないDIYの録音がっ。
プラス、ユーミンとの企画のも入ってて、今のところ
いちばん親切な内容のベストですねえ!!
まったくほんとにまあ、よくこれだけはじけた
歌ヒットしたもんだ、信じられないですよねっ、
みなさん!!
こんな画期的な商品は初めてです。ナウいプリントにしっかりした生地のボディ。質実剛健、才色兼備な趣はまさに谷さんのようです。着てよし、飾ってよし、口に含んでよし、体液を拭ってよし、ビリッビリに破ってよし、一枚で何役にも活用できます。私は買ってさっそく橋の下のブルーシートにお住まいの紳士に進呈しました。
1995年のNHK土曜ドラマで、刑事の生活にも踏み込んだキッチリと描かれたドラマに仕上がっています。27歳の鈴木京香さんもこれから更に花開こうとする感じが出ています。小林稔侍さん、寺田農さん、谷啓さん、等の確かで豪華な脇役陣は、NHKならでは。全編を流れる小林亜星さんの音楽と、最後の高倉健さん自身が歌う主題歌約束は、何よりのハイライトです。貴重なコレクションとして勧めます。
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