タイトル通り、オールパーフェクトを目指す人のための内容です。
そこを飛び越えてスコアアタックを人には少々物足りない。
ただ、それでも海抜の情報が書いてあったり等得るところはあったので星は4つ。
ゲームのキモである着地着水にもきっちり説明があり、得るところあって着地が安定しました。
さて、パーフェクトを目指すという観点からは、
写真つきで速度や方向、ルート等の目安があるのは結構役に立ちますし、
ミッションで難所となるだろうところにもきっちり解説が入っています。
操作のテクニックも結構丁寧に書かれており、
ネットで情報を漁るよりはこちらの方が詳しいことも多いでしょう。
フリーフライトでコンプリートする要素もきっちり網羅。
難度は高いですが空を飛ぶ気持ち良さは最高!といっても現実のスカイスポーツをやったことはないので再現度の程はわかりませんが…操作をマスターし空を自由に飛び回れるようになればなかなか楽しいですよ。
複葉機、パラシュート、ロケットベルト、ハンググライダーを操作して、フライトライセンスを更新していくゲームです。シチュエーションがいろいろあって結構長く遊べます。全て満点ゴールドライセンスを取得するのはかなり大変です。後にN64で進化します。
人は記憶からは逃れられない、というモチーフはよいと思うし、適度に謎解きを入れたストーリーなのでページをめくるのも楽しい。 ただし、全般的に男性の視点に偏りすぎていると思う。女性が読むと不快にならなるのではにないか。悪く言えば「手前勝手で性欲に振り回されている男はそれなりに幸せになる一方、女性は割りを食う。」ということを書いている。村上春樹を読んで不快に感じる人はそれを倍増した感想を抱くのではないかと思う。
3Dにより対象物との距離感が感覚でわかり、非常に気持ち良くプレイできます(影を見て距離感を把握する必要がない!!)。
それは今までやってきたどんなにリアルにつくられたゲームよりも気持ちよく、楽しいです。
ただし、ゲーム自体は楽しいものの、最新のゲームとしては物足りなさを感じます。
マルチプレイなし。
すれ違い通信なし。
ネットワークを使用した要素がない(ランキングなど)。
ゴーストの保存なし。
中途半端なリプレイ機能(カメラ視点が上左右前後のみ。保存できない)
エンブレムやヘルメットなどのアクセサリをカスタマイズできない。
しかし、フライトゲームとしては最高のものだと思うので、興味がある方はぜひとも体験してほしいと思います。
追記 (WiiSportsResortとの比較)
WiiSportsResortを最近購入しましたが、遊覧飛行は同じデザインの飛行機でした。
しかも、遊覧飛行のほうがパイロットウイングスのフリーフライトよりiリング、バルーンの数が充実しています。他の方が言っているようにMiiや他の飛行機が飛んでいるところもかなり魅力的です。
また、WiiSportsのほうが物体の大きさが大きく感じられ迫力があると思います。
おそらくパイロットウイングスは奥行きを演出するために画角をおおきくし、手前の物は大きく見えて、奥のものは小さくなるように調整したためだとおもわれます。
つまり、上空にいると実際の大きさより地上物の大きさが小さく感じられ臨場感が薄まっています。
多くの時間、上空にいるのにこの設定は失敗なのではないかと感じています。
スカイダイビングもあるし、比較してしまうとパイロットウイングスの存在がかなり微妙になっています。
ゆったり遊覧飛行を楽しみたい人→WiiSportsResort
ストイックに競技を楽しみたい人→パイロットウイングス
ではないでしょうか。
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