ハリウッド・メルローズ通り沿いにあるパラマウントスタジオの正面から見て右側の門を「スワンソンゲート」という。これは本作でノーマ・デズモンド役のグロリア・スワンソンがスタジオ入りするシーンをここで撮ったことからつけられたものだ。1930年代に「フリークス」というトッド・ブラウニングの大問題作があったが、ビリー・ワイルダーは本作でハリウッド版「フリークス」を作り上げた。まともな登場人物は誰も出てこない。ウィリアム・ホールデンは唯一まともな語り部だが、冒頭から殺されてるし・・・。サイレント映画へのノスタルジーというよりも、それらの時代を亡霊のように描いたワイルダーの手腕はやはりすごい。チャップリンと並び称されるバスター・キートンも亡霊のひとりとして登場している。だが何といっても凄いのは、スワンソンの鬼気迫る演技だろう。怪俳優・シュトロハイムもかすんでしまう迫力はさすがである。ちなみに、いまパラマウントスタジオを訪問すると、その広さに驚くと思うが、本作の撮影当時は半分の規模しかなかった。半分はRKOスタジオであった。その証拠にまだRKOのロゴマークである地球マークがまだそのまま残されている。スタジオツアーに申し込むと、正確にどこからがRKOの敷地だったかがよくわかる。このスタジオの裏手はハリウッド墓地になっているが、そもそもこのスタジオ用地も墓地だったところをパラマウントとロバートソン・コール(RKOの前身)が買い上げたものだ。サイレントの亡霊(生霊)を撮るのにはもってこいの場所だったのかもしれない。作品は大・大・大傑作である。
すごい素敵な豪邸ばかりで楽しくインテリアもとても参考になりました。
本はできる限り図書館で読む、どうしても買わなければいけないときは古本、というケチな人間なのだが、この増補新装版をみつけてしまい1クリックで買ってしまった。 なぜかというと、僕の同世代である公論のボンクラたち(注:ほめ言葉です)の近況を知りたかったから。 それにしてもGo原氏の「華麗なる転身」には参りました。 (以下20101110追記) ところで、新装版になって、いくつか落とした記述や回があるのではないかな? 詳しく旧版と新版を見比べていないからはっきりしたことはいえないけど。。「ChanTake」さんの、若い頃の悪行とか、旧版はもっと生々しく書いてあったように思うが。。
すごい人生でした。 でも、全然、無理がなくて、 自然体で、なんでも面白く、楽しく、できそうな気持ちにしてくれる、 そんな、本当に元気になれる本でした。 悩んで立ち止まったとき、また、読みたいです。
女の子の気持ち、女の子って根底にはこんな気持ちを持っているんだ。ってことが伝わってきます☆うんうん、って思えるかも。これからの動向に注目することにしよ~っと。
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